半裸の灰斗によって、刀太の心臓は鷲掴みです。原文ママだ。吸血鬼の不死対策がだめになったから、とりあえず心臓を潰した。バトル脳かと思いきや、結構冷静な灰斗である。

　灰斗は刀太と戦った。闇の魔法で覚醒した刀太相手に人間に戻ったけど、戦闘力は変わらないようだ。刀太の瞬動術は未熟だが、謎の戦闘勘で対処しているらしい。そこで灰斗は刀太を自分たちの側に誘った。刀太が気に入ったのもあるが、自分たちの戦力に入れるのも戦術の一つだ。もっとも刀太は断ったけどね。

　九郎丸は夏凛に助けを呼ぶように指示された。九郎丸は宴会芸で花火を打ち上げる。なんというか九郎丸、神鳴流なのに弱い。鍛錬はしているけど、今一歩な感じだ。やはり夏凛の言う通り剣が好きじゃないから見に入らないのだろうか。ラブひなやネギまからのファンは、神鳴流が活躍しないのでもやもやしているかもしれませんね。

　夏凛は南雲を相手にする。夏凛は南雲を知っているようだ。ただ南雲はバトルに興味はなく、スラムに火を放った時点で作戦は半分成功したと思っているようだ。刀太たちの相手はあくまで足止めであり、本質はスラムを住めなくするのが目的である。まあ部下はバトルバカに変態影使いだから、南雲は結構苦労してそうだ。

　最後は刀太が闇の魔法が暴走しそうな感じだ。例え灰斗を倒しても刀太は納得しそうにないな。だって自分の意志で倒したわけじゃないから。いや、灰斗を倒せると決まったわけじゃないけどね。

UQ HOLDER!(2) (週刊少年マガジンKC) (2014/03/17) 赤松 健 商品詳細を見る