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ぼくらのへんたい 第一巻感想

 コミックリュウのふみふみこ先生の作品です。ふみふみこ先生の絵は下手です。線が太く、ベタのコマが多い。ただし絵の細かさと、作品の面白さは関係ないですね。

 この作品には怪物はいない。普通の人間がいる世界だ。同誌にモンスター娘のいる日常や、セントールの悩みと比べての話だよ。だが本当の怪物は人間の心に住んでいる。そして誰もが怪物になる素質があるのだ。これはリアルだろうがファンタジーだろうが関係ない。

 この作品は女装男子が主役だ。今流行りの男の娘とは違う。私にとって男の娘はファンタジーである。漫画でも男が女の代わりにするのはよくあることだ。それに出てくる男の娘は基本的に美少女ばかりである。男の娘は女の代用品に過ぎないというのが私の考えだ。

 この作品の主人公は三人いる。まずはそちらから説明していく。

 まりか:青木祐太。第一話では中学一年生になる手前だった。同一性障害で自分のせいに疑問を抱いていたが、幼馴染のあかねが唯一の理解者なのでそれほど深刻ではない。自分のことをおひめさまだと思っており、たまにぬいぐるみ相手におひめさまごっこをしている。

 ユイ:木島亮介。中学二年生で素行が悪いが、普通の生徒。ただし家庭に問題があった。姉の死を母親が認めないので、亮介は姉になる。さらに姉の幻影を見るという重病さだ。しかし学校では友人や彼女に恵まれている。まりかをきもいと言ったが自分に跳ね返っている。

 パロウ:田村修。まりかとユイとは別の男子校に通っている。憧れの先輩に女装で告白してOKされた。不登校になった先輩とセフレになっている。しかも先輩の母親は気づいている。

 性に突っ込んだ内容だが、エロくない。エロくないからどうだというわけではないが、純粋に物語に没頭できる。絵柄とか内容とかは私の好みではなかった。なかったはずなのに単行本を買ってしまった。その理由は何なのだろう。

 パロウは先輩とセクロスをしている。女装をしているので男としている感じはしない。あくまでアソコにいれないだけで性の対象としては最適なのだ。パロウの尻の穴が心配です。肛門科に行ったら一発で性行為がばれてしまう。いや、椅子に座っただけでも尻を痛めるからまわりにもばれそうだ。もっともそんな描写はないけどね。

 だがパロウは受け身ではない。パロウはまりかを襲う。まりかは自分が女だと思っている。だから相手をするのはやぶさかではないと思うが、避妊具は必要だ。直腸はばい菌が多いからね。いや、問題はそこじゃないか。パロウは女装しているから男に戻ればいいのに。まあパロウも女装でないとスイッチが切れるからダメなのかもな。

 この時点ではパロウが一番のへんたいだ。まりかは純粋に女の子に憧れている。ユイは母親が正気になればやめるかもしれない。普通の人間が別の生物に見える。ある意味怪物だ。怪物を飼っているのは珍しくない、誰もが怪物を飼っているのだ。普段は怪物がおとなしく寝ているだけなのだ。

 癖になる面白さです。癖にならないと面白くないですが。即効性ではなく、じわじわと面白くなる感じですね。コミックリュウを立ち読みして判断してください。
ぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)ぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)
(2012/08/10)
ふみふみこ

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