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放課後!ダンジョン高校 第二巻 感想

 コミックリュウに連載されている山西正則先生の作品です。

 中学時代のクラスメイト阿螺井(あらい)に誘われ、源五郎島にある弾正高校に入学した宇佐見。弾正高校の地下には遺跡があり、凶暴な巨大生物が徘徊する場所だ。彼はそこで島民である三笠シオと出会うのだった。

 宇佐見はまだ島になじんでいない。一巻でオーパーツを手に入れたが、具体的に何をしたいのかわからない。本人の意向を無視し、オーパーツを奪おうとする輩もいる。頼りになるのはシオだけだ。阿螺井は盾扱いのつもりで連れて来ただけだ。

 古美術部に誘われた宇佐見たち。そこは宇佐見たちを誘った笹木を始め、絵画に興奮する中嶋に、眼帯のオーパーツを所持する太田がいた。太田は実績がない宇佐見たちを嫌がっていた。それほど遺跡の地下は危険がいっぱいなのだ。宇佐見は自分と太田のオーパーツ、シオの義足を利用し、怪物たちを一掃することに成功した。

 シオと付き合うたびに宇佐見は自分が何をすべきか、考えるようになった。カードゲームにしか興味がなかった彼は少しずつ成長していくのである。阿螺井に巻き込まれていなければ、知らなかった世界だ。自分の信じていた物が壊れた時、人はその瓦礫に埋もれ、さらに暗く狭い世界にこもってしまう。逆に壁が壊れ、新鮮な空気とまばゆい光を浴びて世界の広さに感動する場合もある。宇佐見は後者だと信じたい。

 さて島には山繭の会というものがある。遺跡で発見されたオーパーツを利用し、独立を目指していた。朝生田や校長もメンバーの一人だ。その頭が島を開拓した名士、田沼源九郎という少年である。彼は常に上半身裸で不思議な生物をクッション代わりにしていた。さらに彼は浮世離れしており、突飛な思考回路の持ち主でもある。

 もっとも山繭の会は宇佐見の敵ではない。朝生田はオーパーツは回収したいと思っているが、強硬策は控えるべきだと考えているようだ。まあ敵を増やすより味方を増やすのが大事ですけどね。源九郎はそういったことに興味はなさそうなので、周りが大変そうだ。

 ダン高生徒列伝では青モヒカン君:頼れる兄貴。ヘアスタイル以外はわりと古風。
 ジャクソン君:金目当ての普通のトレジャーハンター。ヤミ金から逃げているので素顔NGらしい。
 ネコミミヘルム先輩:遭遇率低し。校内ではイケメンの部類。
 トモちゃん:ダン高仮面女子二号。一号は山繭の会のメンバー。ブロンドのショートカット。仮面をつけているのは小顔サウナ効果を期待して。
 藤原マユリ:地元民。特技よかった探し。実家は籐細工職人。外伝では藤細工を売り込むために藤細工の甲冑で遺跡に潜ってます。トモちゃんと一緒にいることが多い。

 遺跡と言ってもどんな文明かは明かされていない。あくまで正体不明の遺跡であり、オーパーツが見つかっているだけです。超古代文明が好きな人はもやもやしてしまうかもしれない。知識はなくても楽しめる冒険物ですね。
放課後!ダンジョン高校 2 (リュウコミックス)放課後!ダンジョン高校 2 (リュウコミックス)
(2014/01/11)
山西正則

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