今年最初のＵＱホルダーです。ＵＱの人気は高くはないが低くはない。掲載位置は中盤でした。ある意味普通の作品と言えます。まあ普通っていうな！！　と言われそうですがね。

　で題名通り今回はすごかった。何しろ暴力の嵐だったよ。ＵＱの構成員がいきなり子供に刺された上に、消音器付きの拳銃で撃たれたよ。まあ彼らは妖怪故にあれくらいじゃ死なないだろうが。

　夏凛のシャワーが出ましたが、どうも色気がない。夏凛の雰囲気は少女ではなく戦士の匂いを出しているからです。そこに襲撃したのが超星仔。夏凛は恥じらいはなく、目の前の敵を叩く！！　星仔は普通の人間だが戦闘経験は豊富そうだ。超は読みがチャオではないが、なんとなく超鈴音を思い出しました。

　今回は夏凛の秘密が少し明かされました。鋼鉄の聖女という通り名と不死だが痛みは感じていたようですね。星仔に切られても傷はついていない。やはりそれくらいのペナルティはあるようです。星仔は夏凛を倒すのではなく足止めが目的のようだ。夏凛が手ごわいなら倒す必要はない。時間稼ぎをすればいい。

　あと電気代は安いそうで、魔法が解禁になったので魔法アプリで衛生面はいいそうです。スラムは大陸系マフィアがつぶし合っており、空白になっているという。そこで地上げ屋を追い出し、恩を売ることでスラムを拠点にするそうな。ＵＱも慈善事業をしているわけではないようだ。

　美柑は夏凛と付き合いが長い。それに教会はスラムで顔が訊くようだから、住民との軋轢を解消してくれるだろう。

　夏凛も瓦礫屋を倒しただけで満足せず、地上げ屋が諦めるまで泊まってました。先の方をきちんと見据えているから好きです。組織の問題は後継者を会得できるかどうかだ。ＵＱは不死が多いからトップは維持できるだろう。まあトップの甚兵衛は平気でさぼってそうだから困るでしょうね。

　夏凛が不死故に拳銃を口に発砲するなどすごい描写が続きます。刀太はのんきに子供達と遊んでいますが、次回掲載したら休載なんですよね。盛り上がって来たのに惜しいな。やっぱり休み明けだと面白くなってますよ。

UQ HOLDER!(1) (少年マガジンコミックス) (2013/12/17) 赤松 健 商品詳細を見る