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かにゴールキーパー

かにゴールキーパー [DVD]かにゴールキーパー [DVD]
(2006/05/26)
かにゴールキーパー、田代さやか 他

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この映画は馬鹿馬鹿しい映画だ。
巨大なかにがゴールキーパーになるためにシュールな展開を繰り広げるのである。

はっきり言ってB級映画だ。しかし、馬鹿馬鹿しい映画とつまらない映画は全くの別物だ。
この映画は真剣に馬鹿馬鹿しいことを表現しているのである。
本当につまらない映画は途中で観るのをやめてしまうが、この映画はまぎれもなく面白かった。

2006年に公開された河崎実監督作品です。
主人公のかには突然変異で巨大化した。そこへ新一(春山幹介)に助けてもらい、一緒に暮らす。
しかし新一の家は父親(清水昭博)は漁師だが船が壊れたと言って働かない。
母親(清水ミチコ)の稼ぎだけで喰って行けないので、毎日喧嘩ばかりだ。

父親はかにを売ろうとするが、それを察したかには一匹遠くの町へ逃げる。
腹をすかせて魚屋の魚を食べてしまい、ひと悶着を起こしていると地元ヤクザ隆二(小沢仁志)に引き取られる。
最初はキャバレーで働いていたが、キャバ嬢の及川奈央を助けて客に怪我を負わせてしまう。

今度は泡を吹くのでソープで働かされることになった。かにの噴く泡は汚くないのだろうか?
そこでソープ嬢のひとみ(小泉彩)と知り合う。ひとみは隆二の女だった。
一匹と一人は互いに想い人と幸せになることを信じて働いていた。どうでもいいが及川さんと小泉さんはAV女優でした。
なんか演技が拙いなと思ってました。

父親はある日ソープに行き、そこでかにと出会う。
父親から話を聞いた新一はなんとかしてかにに会おうとするが子供なのでどうにもならない。
そこでひとみと出会い、彼女はかにを逃がしてくれた。

かにと新一は再会した。ちなみに渡辺友葉(紗綾)もかにとの再会を喜んでます。いつの間にかくっついちゃってるし。
かにはバーでバーテンの仕事を始めた。その店でサッカーチームの藤村監督(藤岡弘、)はかにの才能に目をつけた。
ある日、かには仕事帰りで悦子(田代さやか)と出会う。彼女はだまされやすいため、生きているのが嫌になり自殺しようとした。
かには彼女のためにかに味噌を売ってお金をあげた。その際にかにはバカになってしまった。代わりに京都の白味噌を入れたら京都弁を話すようになった。もっともすぐに標準語に治ったが。それでも悦子はまた騙されてしまい、かにになきすがる。

かには金のためにゴールキーパーになることを決意する。
しかチェアマンの飛山(竹中直人)はかにの出場を認めないと、藤村に怒鳴りつける。
ルールブックに載ってなくてもかにを試合に出すバカはいないからだ。それでも藤村はかにを試合に出した。

相手のチームはかにの弱点を知っており、かにのかに味噌を取り出してしまう。
はっきり言って一発で反則なのだが、退場されないのは不条理だ。審判もレッドカードを出すが効果なし。役に立たない審判だ。
そこへキャバ嬢になった悦子が登場。そして隆二とひとみがかにのためにかに味噌を持ってきてくれた。
そして試合はPK戦となり、かには見事にゴールを死守。固い飛山の頭を柔らかくし、隆二とひとみはくっついた。かにのひたむきな姿を見た人たちはかにに感化され、前向きにがんばろうと思うのであった。

逆境にもめげずに前に突き進む。ある意味感動作だが、その主役がかにというシュールな展開を繰り広げるのであった。
彼らは巨大なかにをみても「でかい」とか「しゃべるんだ」としか言わないのだ。
作品は最後までそのシュールと感動のバランスで保ち続けているのである。

馬鹿馬鹿しいが真剣に取り組み、面白い映画を撮る。今の映画業界では河崎監督しかいないでしょう。
 と河崎実作品を真面目に感想を書いてみた。
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