Entries

花と嵐とギャング

1961年に上映された石井輝男監督作品です。

主人公はスマイリーこと高倉健。彼は女房の小宮光江にはっぱをかけられ銀行強盗することになる。
小宮にはムショ帰りの兄鶴田浩二とできの悪い弟小川守がいる。小川には新井茂子という彼女がいた。新井は可愛いがあまり頭がいいとはいえず、小宮は手を頭の近くで花咲くように開く。

小宮は楽隊こと江原眞二郎とウィスパーこと曽根晴美をスカウトする。彼らは仲が悪く、小宮は分け前を増やすために二人が仲間割れして殺しあうことを願う。
楽隊はいつも不気味に笑っており、ウィスパーはいつも女に囲まれている。楽隊はウィスパーに女を4人も取られており意趣返しを狙っていた。

もっとも計画を立てるシンパこと沖竜次はスマイリーたちを裏切ろうとしてるし、スマイリーたちも裏切ろうとしているからどっちもどっちだ。
楽隊が一般人に返り討ちに会ったが、なんとか計画は成功した。しかし小川が金を持ち逃げする。そのせいでスマイリーは組織から裏切り者扱いされ、潔白を晴らすには小川を殺すしかない。

小川は母親である清川虹子を頼る。できの悪い息子でも一番可愛いようだ。清川さんのどっしりとした演技は見ものである。洋物かぶれの子供達と反対に和風一色のお人だ。

小川が新井の知り合いがいる牧場へ逃げたと情報を得たスマイリーとウィスパー。そこには鶴田もいた。
そしてツンパ、楽隊もやってくる。ご都合主義だね。
楽隊とウィスパーは互いに撃ち合い死んだ。鶴田は小川を庇って死んだ。ツンパは新井を人質に取るものの火口に落ちて死んだ。

予告で登場する銃は、「ワルサーP38」「ウェブリー・マーク1」「モーゼル・ミリタミリィ」「スーパー・モーゼル」「SWレボルバー32」「ルガー・マーク1」「コルト38」とある。
私には銃がよくわからない。リボルバーとオートマくらいは理解できるが。何しろ作品は48年前だから出てくる銃も古いと思う。

スマイリーこと健さんは女房に言われるままに動く主体性のない人間だ。女房に泣きつかれて小川を助けてくれと頼まれると断れない。当時の健さんは渋さはなく、やんちゃな印象が強い。
全体的に軽やかなリズムでストーリーは進む。

しかし健さんたちの格好はギャングである。ソフト帽に拳銃をちらつかせる。一発でギャングとわかる容姿をした人間が堂々と日の当たる道を闊歩しているのだ。誰もその異様な格好にいちゃもんをつける人間はいない。
ラストの牧場はまるで荒野だ。和製西部劇が繰り広げられ、物語は収束した。
花と嵐とギャング [DVD]花と嵐とギャング [DVD]
(2009/01/21)
高倉健、江原真二郎 他

商品詳細を見る
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://kouhoba.blog.fc2.com/tb.php/74-4ab52f3c

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

江保場狂壱(こうほば・くるち)

Author:江保場狂壱(こうほば・くるち)
ようこそいらっしゃいました。
江保場狂壱の面白いと感じたものを紹介しています。
映画や漫画、ゲームなどがありますよ。
まあ一貫してないのが難点だけどね。

カウンターショック

皆様のおかげで元気になれます。来てくれてありがとうございます。

買い物

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR