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忍法剣士伝

忍法剣士伝 (角川文庫)忍法剣士伝 (角川文庫)
(1986/07)
山田 風太郎

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作品を多く書けばマンネリになるのは避けられません。それでも面白いと感じるのは作者の力量だと思います。

忍法剣士伝は12人の剣士がある姫を取り合い闘うお話です。
 時代は織田信長が活躍した時代で、伊賀が鉄砲によって蹂躙されてしまった時期です。
姫に邪恋を抱く忍者が姫に男が近づかないようびしゃるな如来という忍法をかけた。

 この忍法は女性にかけると、その女性を男たちが欲情せずに入られなくなるのだ。
 さらに近づけば射精してしまうのである。12人の剣士たちは姫を着け狙うようになる。
 ただし父親だと射精しない。そしてびしゃるな如来には欠点がある。それは後半で明かされる。

主人公木造京馬は殿の命により姫を連れ、逃亡の日々を暮らすこととなる。
剣士たちは大抵1対1で闘う。京馬はあんまり活躍しない。
 山田作品で活躍しない主人公は珍しくないんですけどね。

12人の剣士は名前を聞けばなるほどとうなづく人が多い。ただ架空の人物も多いらしい。
 山田先生は誰が最強の剣士かためしたくなったのだろう。
 普段の忍法帖だとバトルシーンなど皆無だったのに、剣士たちの戦いは力を込めてます。
 荒唐無稽な忍法バトルではなく、きっちりした剣劇です。

塚原卜伝や上泉伊勢守信綱も登場するが、彼らの扱いが他の剣士と比べると贔屓しているように感じた。
 知名度が高いからでしょうか。最後のオチはなるほどと思った。
 荒唐無稽ではあるが、そこが面白いのです。

 土山しげる先生がコミカライズされてます。喰いしん坊を描いてる先生です。
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