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信玄忍法帖

信玄忍法帖 (河出文庫)信玄忍法帖 (河出文庫)
(2005/02/05)
山田 風太郎

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 風太郎忍法帖はマンネリが多いです。それでも作品においてひねりをくわえているのが見事です。

 信玄忍法帖は武田信玄が死んで喪に服している時代だ。信玄の死を数年隠せということで家臣と遺児は苦労してます。
 それを指揮するのは山本道鬼斎という軍師です。史実でも信玄の死は三年近く隠ぺいされていました。
 そのために影武者を六人近く用意するから恐れ入るね。
 
 信玄という天才ひとりに頼っていたために、後継者が凡庸に見えるマジックでしょう。
 結果としてその数年後に武田はめちゃくちゃになった。
 ちなみに武田の未来もきちんと記述してあります。

徳川家康は伊賀忍を使い、信玄の死を確かめようとするのだが、武田側の忍者ふたりに一方的に殺されていきます。
 もちろん伊賀忍もただでは死にません。武田側で死ぬのは信玄の影武者です。それが六人もいるのです。

 普段なら忍者が双方で殺し合うものですが、影武者は伊賀忍に殺されるも、武田の忍者が伊賀忍を殺して口封じという傾向でした。

 正直微妙な作品です。読むのにかなり時間が掛かりました。読んだのが大分前だからかなり忘れている部分が多いです。
 覚えているのは上泉伊勢守信綱や風魔小太郎が出たことくらいです。小太郎は体格が大きく名前負けしてます。
 もうひとり大太郎という体が小さい人が居ました。もっとも小太郎が巨人というのは歴史ファンでは常識のようです。

 歴史を知っている人にとっては先が読めると思いますが、山田作品はそれでも面白いというのが特徴です。
 もっとも微妙な作品もありますけどね。
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