Entries

忍法忠臣蔵

忍法忠臣蔵は既存の忠臣蔵と一味違う構成でつくられています。

主人公は伊賀忍の無明綱太郎。彼は自他とも認める変人であった。
ある日、女性に恋をしたが、その女性が将軍綱吉の目に止まった。
 女性は貧乏人の綱太郎を捨て、上様と床をすることにしたが、綱太郎の怒りはすさまじく、女性を残虐な方法で殺害する。

 殺しがばれて逃げている最中、米沢藩主・上杉綱憲の国家老・千坂兵部の娘織江を悪漢から救ったことから、千坂の縁ができた。
千坂の目的は吉良上野介を守るために、赤穂浪士たちをくの一6人を使って骨抜きにしようというのだ。
 気の長い話だが、赤穂浪士たちをあからさまに殺してしまえば、吉良家もしくは上杉の仕業と思われるのが嫌なのである。

綱憲は父を救うべく、能登組の忍者10人を使って赤穂浪士たちを暗殺しようとするのだ。
 くの一たちは能登組の忍者と戦い、さらに浪士たちを骨抜きにしなければならないのだから、大変だ。
 彼女らの忍法はえろーばっかりだ。男のお宝切断など思わず股間を押さえてしまう描写が多い。
 読む人を確実に選びますが、選ばれた人はぴったりくるのである。

綱太郎の仕事はくの一たちの監視と秘密がばれそうになったら始末する役割である。なんとも横着な主人公である。
例によって忍者はみんな死んでしまうのはいつのもオチだ。

 私のお気に入りは大石内蔵助である。彼は吉原で芸者と遊んでいたのだが、能登くの一の忍法により、男と女の接合部がくっついてしまったのである。
 彼は飄々としており、なんだかんだでくの一と離れることはできたが、「惜しい。わしは来年3月まで、このまましっくり交合したままでおりたかったに。・・・・・・」という台詞が好きだ。
私は忠臣蔵はあまり興味ないが、エローな内蔵助はこの作品でしか知らない。映画とかテレビドラマで見たことはあるが、メディアでエローが映るわけないですからね。

作品自体はメジャーとはいえませんが私は好きです。お気に入りの作品なのでぜひ20歳以上の人は読んでみてください。
 未成年が読むとトラウマになっちゃうぞ。
忍法忠臣蔵 山田風太郎忍法帖(2) (講談社文庫)忍法忠臣蔵 山田風太郎忍法帖(2) (講談社文庫)
(1998/12/11)
山田 風太郎

商品詳細を見る
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://kouhoba.blog.fc2.com/tb.php/656-95a914ab

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

江保場狂壱(こうほば・くるち)

Author:江保場狂壱(こうほば・くるち)
ようこそいらっしゃいました。
江保場狂壱の面白いと感じたものを紹介しています。
映画や漫画、ゲームなどがありますよ。
まあ一貫してないのが難点だけどね。

カウンターショック

皆様のおかげで元気になれます。来てくれてありがとうございます。

買い物

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR