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女獄門帖 引き裂かれた尼僧

 一九七七年に東映で公開された牧口雄二監督作です。

 やたらと扇情的な題名で、ネットレンタルではアダルト扱いされてましたが、とても実用向けとは思えません。
 むしろ玉割り人ゆきとかがそっちにあるべきだと思いました。
 当時はアダルトビデオがまだ一般的ではないから、乳首が出たらアダルト扱いになるんだろうな。

 なんというか牧口監督の作品はジェットコースターのようにあっという間に過ぎた。
 上映時間が一時間ちょいしかないのもあるが、中身が異常なまでに濃いのである。
 低予算映画だが、演出次第で面白くなるんだよね。

 主役のおみつ役である田島はるかさんは常に絶叫し、体当たりの演技を繰り返している。
 人が吐き捨てたものを拾って食べたり、大根を生で丸かじりなど序の口だ。
 女優に拾い喰いをさせるなんて現代では無理だな。事務所がNGを出すぞ。
 女郎屋の親分である汐路章と佐藤蛾次郎のコンビから逃げ出したおみつは駆け込み寺へ逃げようとする。
 そそのかした小林念侍はあっさり裏切り、殺された。

 ようやく逃げた先に折口亜矢のいる尼寺へたどり着く。そこには濃い尼たちがいた。
 そこでは男が入ったら速攻で殺してしまうのだ。所謂口封じだ。
 江戸時代だから科学捜査などないから、殺したい放題だね。違うか。
 やたらと白粉を塗ったくった志賀勝が獣を解体するなどこの世のものではなかった。

 百合シーンはもちろんのこと、女優たちの絶叫が繰り返される。
 しかし尼寺なのに女優は丸刈りではないのです。丸刈りは無理だったのか。
 尼といえば丸刈りなのにその点が惜しい。一番地位の高い折口さんですら肩にかからないように刈ってるし。

 代官の観察である成瀬正はおみつと交わったが、速攻で殺された。
 しかも首を斬られたシーンが生々しいが、なぜか水桶に首が沈められており、おみつは発狂する。

 発狂ジェットコースターは走りきるまで止まらない。
 最後は尼たちは全員死んで無口な子役の佐藤美鈴だけが生き残った。
 さすがに子役を殺すのはまずいようだ。でもおみつを殺したのは佐藤さんです。
 なぜか太ももから血が流れてますが。なんでですかね。

 今見れば突っ込みどころ満載だが、何も考えずに楽しめる逸品でした。
女獄門帖 引き裂かれた尼僧【DVD】女獄門帖 引き裂かれた尼僧【DVD】
(2012/02/21)
田島はるか、成瀬正 他

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