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白い指の戯れ

 一九七二年に公開された村川透監督作です。

 白い指の戯れとはなんぞや。それはスリなのだぁ、のわっはっはっは!! とまあつかみはこれくらいにしよう。

 伊佐山ひろ子さんはある日谷本一と仲良くなる。しかし谷本は石堂洋子ともいい仲だった。
 ほどなく谷本はスリで逮捕され、伊佐山さんは寂しくなった。
 男を知るともう寝るときに男と一緒でないと眠れない典型だな。

 そこに荒木一郎が現れた。伊佐山さんは惚れた。荒木はスリグループを作っており、スリをしていた。
 伊佐山さんはあまり主体性のない役柄だった。惚れた男に尽くすタイプなのか、善悪の区別がついてない気がする。
 この場合は人見知りだからだろう。せっかくできた友達? と離れるのが嫌なのだ。

 スリのグループらがマンションの一室で乱痴気騒ぎを起こす。
 なんとなく神代辰巳監督の女地獄森は濡れたに似ている。
 ああ、神代氏が脚本を手掛けていたんだ。ちなみに女地獄は俳優が歌を歌っていた。

 荒木はスリに失敗し、伊佐山さんが泥をかぶった。そしてそのまま荒木は普通に過ごしている。
 作中ではレッカー車が壊れた車を運ぶシーンがよく映っている。壊れた車が消えても誰も気に留めない。
 女がスリで逮捕されても気にも留めない。なんとも冷たい話だ。

 まあスリは犯罪だし、余罪のないうちに逮捕されて良かったかもしれない。
 危ないゲームはいつか破たんする。結末は描かれていないが、いつかはそうなる。
 なんとも物悲しい余韻であった。
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(2014/03/04)
荒木一郎、伊佐山ひろ子 他

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