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不良少女 野良猫の性春

 一九七三年に公開された曽根中生監督作です。

 鳩子(片桐夕子)は頭の足りない女であった。
 男と東京に行くつもりだったが男は来ないので、自分一人でやってきた。
 東京という荒波にもまれ、ゴマメ(江角英明)との出会いで鳩子は振り回されていく。

 鳩子はヤクザに売られ、トルコ風呂で働かされる。
 ちなみにトルコ風呂は今でいうソープランドですよ。トルコ政府に苦情が入ったから変えられたのです。
 今でも借金の方に風俗に売られる女性はいるかもしれません。

 その後旅芸人の一員になり、裸で踊ったり、街中でへんな演劇をしていた。
 この辺はどこか滑稽であり、もの悲しく感じましたね。
 なまじ頭が足りない少女が、人に言われるまま踊り続けるのだから。

 最後はゴマメは飛び降りて死んだ。
 ダメ人間がビッグになるという妄想を抱いた揚句、何も現実にできずに死ぬ。
 普通にありそうで怖いと思いました。私も似たようなものですから。

 鳩子はどこか白痴っぽい。鳩子とゴマメの関西弁が軽快だ。
 鳩子の人生は散々でも彼女に暗さはない。片桐さんの演技のおかげか。
 こういう人生を描くのも曽根監督らしいと言えますね。
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(2007/06/22)
片桐夕子、大山節子 他

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