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女高生100人 (秘)モーテル白書

 一九七五年に公開された曽根中生監督作です。
 この作品前半はモノクロなのに、後半になるとカラーになりました。
 なんとも不思議な演出でしたよ。

 ルポ・ライターの早川順子(岡本麗)は、甲南市で起きた女子高生のモーテル遊びの取材のために甲南市へ赴いた。
 まずは刑事の山森(溝口拳)や地元のマスコミ三村(鶴岡聡)から情報を聞き出す。
 ちなみにモーテルは今でいうビジネスホテルみたいなものです。それをラブホテルの代用にされたのですね。

 女子高生が男を誘ってモーテルでセックスだ。援助交際というより金銭を目的としない遊びである。
 パーマのメガネっこ桂たまきはロストバージンの証である花柄パンツの見せ合いに感動した。
 クラスメイトを誘ったが痛いばかりで泣いてしまう始末だった。

 調査の最中に順子は、ある密告書をもらう。そこには売春をしているのに逮捕されない女子高生がいるという。
 隆一(森高志)とユキ(朝倉葉子)という二人の高校生の愛が、家同士の反対にあった。
 そして自分の小指を切り落したという噂を三村から聞いた。

 ユキの調査をする順子だがうまくゆかない。いらいらしていた。
 ある日ユキから電話で呼び出された順子は、男たちの罠にはまり強姦されてしまった。
 罠にはめたのは桂たまきだった。

 真相は二人がデート中暴漢に襲われ、ユキが輪姦されたのにもかかわらず、隆一が逃げだした。
 隆一の父が甲南財閥の実力者であるため、ユキを犯させたのだ。
 それを知って怒ったユキが隆一の指を切ってしまったのだった。
 数日後、順子の書いた「純愛物語」の特集号は、爆発的に売れ、それを読んだユキは週刊誌をどぶに捨てた。

 一人のルポライターがモーテル一〇〇人遊びの謎を解こうとする。
 ところが警察ですらあまり気乗りのしない事件にルポライターは勘を働かす。
 しかし実際は巨大な権力によって強姦され、真実を捻じ曲げてしまった。
 悲しい社会人の末路を描いた傑作……なのだろう。監督としては。

 作中は女子高生たちが大人を誘ってモーテル遊びにふけったりしていた。
 同級生を三人まとめて楽しむスケジュールセックスなどが描かれている。ぶっちゃけセックスを映しまくればいい。
 話としては前半は順子と山森の視点でばらばらだったが、後半は一気にユキの話になったのでよかった。
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(2006/06/23)
岡本麗、桂たまき 他

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