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軍神山本元帥と連合艦隊

 

 一九五六年に新東宝で公開された志村敏夫監督作です。

 山本といえば軍人を連想するほど有名な方です。さらに公開されたのは戦後十一年経過です。
 当時の人たちはこの作品をどう思ったのでしょうか。復員した人は微妙な気持ちだったかもしれない。
 そもそも戦争を体験した人は戦争映画など見ないそうです。作り物だからね。
 私は興味深い作品だと思いましたけどね。

 山本五十六は佐分利信さんが演じていた。佐分利さん扮する山本は部下には気さくに接するいい人である。
 これは映画だからであり、史実は別物と考えていただきたい。
 現代では現実と作り物の区別がつかない人間が多すぎですからね。私も小学生時代はそうだった。
 今思えば恥ずかしく、周りの人に迷惑をかけたと思う。もう手遅れだが。

  山本五十六の写真を見たが佐分利さんはそれに似せている。まあ戦争映画であり、軍神が主役だから似せて当然だろう。
 近年の戦争の悲惨さではなく、あくまで山本五十六を見せている。

 明治天皇と日露大戦争と違い、女優が多い。女真珠王の復讐や海女の戦慄に出演していた前田通子さんが出演している。
 もっともメインではないが。最後のほうで弟の北原隆の死にぎわに弟の名を呼んでいた。
 他は芸者や看護婦などいたがメインではない。

 丹波哲郎や天知茂らが端役だった。あんまり古いし、配役の数も多いからね。
 他にも宇津井健や高島忠夫、沼田曜一、若山富三郎、浅見比呂志などが出てます。
 これで喜ぶのは私ぐらいだな。

 堀内少将(江川宇礼雄)が山本を貴様呼ばわりしているが、当時としては普通なのかもしれない。
 別に山本は怒ってなかったし。
 ヒトラーが出ているがこれは記録映画を切り合わせたのだろう。記録映画と特撮を交互に繋げた感じだ。
 ちなみに鍵十字が出ても個人で楽しむ分には問題はないそうです。あくまで大衆にさらすのがだめなのです。

 ただ今の子供には見せられない映画だと思う。
 少なくとも個人で楽しむならまだしも学校の体育館で全校生徒で見せることはできないだろう。
 戦争を美化するなとか、戦争の悲惨さだけを見せたいとかいろいろな思惑があるだろうしね。
 小学生時代は何とも思わなかったけど、今の子供たちは悲惨だと思う。
 情報が簡単に手に入るけど、その情報を軽々しく口外できないのだから。
 教師の耳に入ったら親の呼び出しを喰らうのは間違いないな。根拠はないけど。
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