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不良番長・練鑑ブルース

一九六九年に公開された野田幸男監督作です。今回は梅宮氏が歌う番長シャロックが流れます。

 神坂(梅宮辰夫)が毎回かっぱらいや暴行で金を稼いでいたが、今回はノミ屋やビリアード屋を経営しております。
 でも役所に許可を取ってないし、暴力団に難癖を付けられ売上金を奪われてしまうのもお約束だ。
 当時はまだまだ暴力団が幅を利かせていた時代だった。
 だからこそ暴力団を潰す話が受けたのだと思います。

 練監出身の鈴木やすしや菅原文太と再会し、暴力団に対して皆殺にする。
 そして梅宮さん以外死亡が主な筋ですが、今回は金が燃えず、きちんと手に入りました。
 マシンガンをぶっ放し、ダイナマイトを爆破させるなど荒唐無稽ですが、映画だからよい。
 でも今ではこういう作品は作れそうもないな。規制とかうるさくなったから。海外しか製作できないね。

 ヒロインは夏珠美と夏圭子ですがあっさり殺されてます。
 スケコマシシーンがないから今回は華がないような気がします。
 夏珠美さんはレザースーツがセクシーで、夏圭子さんは入浴シーンがよいですね。

 今は女優にセクシーなことをさせられないからね。
 やるとしたらグラビアアイドルか、AV女優くらいしかできなくなっている。
 きちんとした事務所の女優がやることは決してないのですよ。
 もっとも新東宝だとお色気は三原葉子さんか前田通子さんが担当で、三ツ矢歌子さんや久保菜緒子さんは脱がなかった。

 悪役に渡辺文雄を、コメディに由利徹は完璧な布陣ですな。
 谷隼人がタニーとして登場し、死ぬのもお約束か。
 東映は網走番外地やトラック野郎などのシリーズものがありますが、変化球をつけてますからね。

 微妙な変化ですが、ファンとしてはうれしいのでしょう。
 私はDVDでしか見たことはないけど、それでもわかります。
 でも最近ではシリーズ物を見なくなりました。精々漫画やアニメ原作が多くなったな。
 スポンサーとしても原作付きの方がいいのだろう。ファンが観に行くから。
 でもそのファンが反発して行かないという思考はないのだろうか。

 それに梅宮辰夫氏のように強烈な個性のある役者がいないのも難点だと思う。
 それこそ事務所やスポンサーがイメージに固執し、役者の幅が狭まれているのだな。
 実に窮屈な時代になったと思いますね。
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(2007/02/21)
梅宮辰夫、谷隼人 他

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まあ一貫してないのが難点だけどね。

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