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不良番長

1968年に公開された野田幸男監督作です。

 冒頭では梅宮辰夫を中心とした愚連隊が女を暴行していた。
 クラブのママに売るなど悪行を繰り返していたが仲間意識が強く、分け前は平等というグループであった。
 この辺りは古き良き時代といえるだろうか。
 もっとも当時実際に見た人はどういう気持ちを抱いていたのか知りたいですね。

 ある日つっぱった女龍子(夏珠美)を拾うがそいつは昔堅気の暴力団の娘だった。
 本職に囲まれてもふてぶてしさを失わない梅宮さんが気に入ったようだ。
 ライバルの大江(渡辺文雄)の恐喝を頼むが、失敗する。

 一応抱いたようですが東映ピンク路線じゃないからカットされてます。
 処女を失っても嘆くどころか、慰謝料をよこせというさまはさすがというか。時代が違うといったところだ。
 今なら婦人団体が訴えると思うな。女性をバカにするなとね。

 仲間が次々と死んでいき、梅宮さんはマシンガン片手に暴力団を皆殺しにするのであった。
 大原麗子さんは梅宮さんの仲間で、最後は弾丸の蜂の巣になって死んだ。
 今では大物女優のひとりだったけど、当時はずべ公を演じていたのは驚きです。まあ網走番外地にも出演してました。

 マシンガンだけでなく、ダイナマイトを景気よく使い、次々と人を撃ち殺すさまは現実感よりもギャグに見える。
 捕まったら明らかに死刑だよね。それに銃火器とかどこで仕入れたか謎だった。
 あんまり詳しく書いたらまずいのかもしれません。この映画に興味を持つ人間が銃火器をほしがったりするからな。

 難しいことなど考えず、からっとした作品です。
 関係ないけど東映作品は悪人より主人公のほうが人を多く殺しているが、細かいことを考えてはいけないのだろう。
 主人公も悪人だしね。不良番長というより与太者と呼んだほうがいいです。もっとも仲間思いだから関係ないか?

 丹波哲郎が刑事として梅宮さんの仲間をぶん殴ってそのままフェードアウトしたのはひどいね。
 丹波さんはいるだけで絵になるな。
 こういう絵になる俳優がいないのも、日本の映画界が衰退している証拠だと思います。
 根拠はないけどね。

 よくいう年寄りが昔は懐かしい、昔はよかったと愚痴るのと一緒だ。
不良番長 [DVD]不良番長 [DVD]
(2007/02/21)
梅宮辰夫、谷隼人 他

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