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ふたりの剣舞 この作品でレズ物は書けなくなったと思う

 新書版では最後の神聖帝国シリーズです。この時期だとヒロイン凌辱に路線を固め始めたようですね。

 あとがきではチャンバラ物だとありました。強いヒロインを調教するのは団鬼六先生もやってましたから。
 
 主役は二人。ラルフィントはベアトリスの領主のイレーネ。ものすごく強いが甘いものが大好きだ。その弟子ミリアは武者修行に出て、魔導士ブラッドヴェインに捕まり、調教される。グリンダがサディストで初心なミリアをいじめるのだ。師匠であるイレーネも一緒に調教したいということで、イレーネに手紙を送る。花と蛇みたいな展開だ。捕えられた静子夫人を助けに来た女探偵が逆にとらえられ、調教されるのである。

 そしてイレーネがミリアを救助に行く。聖光剣の異端児ラバンチオ、グリンダの祖父で双槍を扱う老将軍ダイスト。そして夜烏衆の十数人の忍者を相手にする。この辺りは歴史を書けない鬱憤を戦闘で消化したところか。ダイスト以外は皆殺しである。

 後付けだけれどラバンチオはマイスターでは期待の若手と言われていた。マイスターの主役であるジェルクリーナスはこの時代だと魔法剣の鍛冶屋だが、若い頃は当然新人で、彼の作った魔法剣はブラッドヴェインの作った大岩斬りを打ち破った。打ち破ったのは聖光剣のユージェニーだったから、ブラッドヴェインは遠まわしで同じジェルクリーナスの作を持つイレーネを調教したことになるね。まあブラッドヴェインは刀など気にしてなかったけど。

 ダイスト将軍はジェルクリーナスの師匠であるペンテシレイアが作った双槍を持っている。のちに彼の孫であるウィザードアカデミーに登場したセライナは、祖父の好敵手であるオグミオス将軍の孫と恋人になった。不思議なものである。

 夜烏衆の中忍はテンプテーションではコガラシという名前であり、主役のハヤテの父親だった。この作品の財産は他の作品を際立たせていましたね。後から読み返すとうまくつなげていてすごいなと思いました。

 イレーネも当然のことながらブラッドヴェインの餌食になる。なまじ強い女剣士が性に翻弄され、奴隷と化していくのだ。ブラッドヴェインは見た目は少年に見えるので、イレーネはショタに開発される形になるだろう。

 途中で逃げて盗賊たちに捕まり凌辱。そして再びブラッドヴェインに捕まり調教されるが、最後はとってつけたように首をはねて勝利した。それでもブラッドヴェインは死なないからかなりむちゃであるが。

 おそらくこの作品以降、神聖帝国物が書けなくなったのではないか。編集部には別なものを書けと言われたのかもしれない。歴史に話を割くより、凌辱をもっと書けと。レズよりももっと輪姦を増やせと言われたりしてね。
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