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くノ一忍法帖 自来也秘沙

1995年に公開された津島勝監督作です。今まではVシネマでしたが、今回は劇場で公開されました。
 山田風太郎先生の自来也忍法帖が原作です。
 原作は未読なので映画だけの感想を書きます。

 時は徳川家斉(島田英雄)が収める時代。
 冒頭で伊勢津藩・藤堂家の長男・蓮之介(柴田善行)が、4人の女とセックルしていた。
 その後江戸城内の大奥において変死するという事件が起こる。
 一人は自害した。忍法精水波の餌食にかかったのだ。

 藤堂家はお家存亡の危機を回避するために策を練る。
 藤堂家当主・和泉守(西園寺章雄)は権力者・中野石翁(遠藤太津朗)の勧めで家斉の第33子だが頭が弱く子供のような石五郎(菊池孝則)を、娘・鞠姫(中嶋美智代)の婿として迎えることになる。

 勝気な鞠姫は兄の死因を探ろうとしており、石五郎が非常にうざい。
 お付の蟇丸(藤原喜明)ともども目のたんこぶで、采女(北見唯一)のとろこへ逃げだ。
 しかし石五郎たちが追ってきて来た。
 兄の敵討ちが済むまで肌を許さぬ鞠姫だが石五郎が迫るシーンがコメディである。

 伊賀服部郷では忍者頭の蛇丸(伊藤敏八)は、服部家の領地だった伊賀を奪った藤堂家の血を絶やすため、蓮之介を亡き者にした。
 そして和泉守の側室綱手(速水典子)は子供を生み、その子に継がせるつもりだったが、石五郎が婿になったのでこちらを消すことにした。

 隼人(夏山剛一)は妹が死に、今度は恋人の茜(伊吹今日子)を犠牲にしようとしたので蛇丸に反発するが殺されてしまう。
 しかし隼人の遺体は消えて、彼の幻が現れる。

 蛇丸は城内に潜り込んだ四人のくノ一は、石五郎に蓮之介に使った忍法精水波をかけようと、次々と色仕掛けで迫り始めた。
 だが、その計画は突如として現れた自来也なる白装束の忍者によって狂わされた。
 作中では蟇丸が自来也ではないかと疑うが、実際にそうだった。蟇丸は男根を失いつつも、敵と戦い、死亡した。

 石五郎の作中の白痴ぶりがひどく、自来也とは思えないほどの迫真の演技でした。
 白痴を演じていたからこそ、蛇丸たちを欺けたのですから。鞠姫の気丈さもよかったです。
 石五郎を最初は馬鹿にしていたものの、その分純粋で優しい彼に惹かれていくのです。
 でも藤原さんが自来也になったけど体格や声でわかると思いますが。
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(2005/12/07)
中嶋美智代、速水典子 他

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