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エド・ウッド

 1994年にアメリカで公開されたティム・バートン監督作です。
 史上最低の映画監督と呼ばれたエド・ウッド監督の伝記映画です。

 エド・ウッド(ジョニー・デップ)は仕事がない。
 妻のドロレス・フーラー(サラ・ジェシカ・パーカー)は女優として芽が出なかった。
 エドと別れて作曲家になったら成功したという人だ。

 エドはドラキュラで有名なベラ・ルゴシ(マーティン・ランドー)と出会い、映画作りに情熱を燃やす。
 しかし情熱とは裏腹に作る映画はみんなカス扱いされるのであった。
 予算の問題もあるだろうが、脚本とかに問題がありすぎるのです。

 エドは女装趣味があるが、ホモではない。服装倒錯者なのだが、それでもドロレスには理解されなかった。
 代わりにキャシー・オハラ(パトリシア・アークエット)は生涯エドと付き添っていた。
 一応付き添う女性がいたから幸せだと思うがどうだろうか。

 「グレンとグレンダ」性転換した男の話だったが、エド出演の女装の話になった。
 映画会社の社長はこれを見て何の冗談だとゲラゲラ笑う始末であった。
 作中ではグレンの妻は女装趣味に理解を示すが、リアルでは離婚した。

 「怪物の花嫁」エドはプロレスラーのトー・ジョンソン(ジョージ・スティール)をスカウトした。
 預言者クリズウェルと知り合ったのもこの時期だ。初期は原子の花嫁だったそうな。
 金がなく撮影所を追い出されたり、スポンサーの生肉業者の息子(トニー・マッコイ)を出演させたりと散々だ。
 さらに寒空の中たこのぬいぐるみを抱いて暴れるルゴシがすごいな。

 「プラン9フロムアウタースペース」エドが一番輝いた時期であろうか。
 ルゴシは死に、エドは酒におぼれて54歳で死んだという。悲惨である。
 エンディングはキャシーにプロポーズして終わるが、なんとなく悲しい話だ。

 実際に彼の映画を見たがそれほどひどいとは思えなかった。
 せりふ棒読みは英語が理解できないのでわからなかったが、吹き替え版だとモロ声優が棒読みでしたよ。
 エド・ウッド作品は取り立てて面白いわけではないが、彼の情熱だけは伝わる作品である。
 ただ細かいことに気配りができないのが難点ではなかったか。

 作中でエドはボロボロになるルゴシを支えていた。彼は本当は優しい人だと思う。
 幅広い人脈ですが、あんまり華やかな人生を送ったとは思えないのがタマにキズですな。
 平成のエド・ウッドと呼ばれる(主に私)河崎実監督に似ているが、河崎監督は一応ギララの逆襲で賞を取っている。

 エド・ウッドの魅力は作品を観た人にしかわからないと思う。
 私は他人にわかってもらうつもりはないし、お勧めはしない。
 ただこの記事を読んでエド・ウッド監督に興味を抱いてくれれば幸いである。
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ジョニー・デップ、マーティン・ランドー 他

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まあ一貫してないのが難点だけどね。

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