Entries

大海原を行く渡り鳥

1961年に公開された斉藤武市監督作です。渡り鳥シリーズ第7弾です。

 渡り鳥シリーズは小林旭、浅丘ルリ子、宍戸錠の黄金コンビが定例でしたが、今作で宍戸さんは抜けました。
 代わりに弟の郷金英次さんが出演してますが、郷さんは端役です。 

 舞台は雲仙高原。ある観光馬車が覆面をした強盗団に襲われた。
 そこを滝伸次(小林旭)は得意のムチで強盗を追いはらった。
 馬車の乗客は、大洋貿易の社長磯部(芦田伸介)と雲仙観光の経営者信夫(青山恭二)の妹・由紀(浅丘ルリ子)、
 それに長崎にいる父親を訪ねてきた三木みどり(日下部美帆)という少女だった。

 由紀の持っていた観光事業資金一千万円が強奪されていた。
 みどりの父親三木(垂水吾郎)が、佐世保のキャバレー“バタフライ"のボスであることを知った伸次は、みどりを連れ佐世保に行った。
 キャバレーではお約束というか白木マリが踊っていた。

しかし三木は知らぬとみどりをつっぱねた。伸次は地下の賭場におりた。
 三国人の竜(藤村有弘)のカードはイカサマだった。藤村さんは宍戸さんの後任でしょうが、どうにもね。
 怪しい日本語しゃべってます。ツブテの竜というあだ名です。ちなみに三国人は昔の中国人のことを指してます。
 昔は日本、中国、インドで全世界と思われていた。今は差別語なので使わないように。

 伸次は側で見ている三木の乾分・哲(郷金英次)をしめあげた。馬車強盗の一人だった。
 哲は平和運輸から頼まれたと口をすべらした。磯部が黒幕だったのである。
伸次は長崎の平和運輸に乗りこみ、金は無事に由紀に戻った。
 ある意味伸次の行為は強盗だけど、証拠の鞄を後生大事に金庫にしまうのもどうかと思いますけどね。

 伸次が帰った後、三木のところに磯部が現われた。磯部は哲を殺し、馬車強盗の証拠をなくせと命令した。
 三木は磯辺にジリ貧のときに拾ってもらった恩があるので断れなかった。
 さらに三木の後姿を見ながら竜に三木を殺せと命令した。竜はあんな三ン下を殺したら名前にかかわるとはねつけた。
 雇われていても身体は売るが心は売らない信条を持っているのだ。

その夜、伸次の許へ三国人なまりの電話があり、第三岸壁に行けば面白いものが見られると言った。
 もちろん、相手は竜だ。哲と三木は磯辺の部下、待田京介らに撃たれて港へ落ちた。
 バタフライのマダム、美佐(楠侑子)はヒスを起こすが監禁された。

 磯部は、雲仙観光の事務員に、竜が惚れている踊子リエを応募させた。というか竜はもてる顔ではないでしょう。
 宍戸さんみたいにふてぶてしくもワイルドな雰囲気があるならともかく、トルコ帽を被った中年親父ではね。
 信夫はリエの美しさにひかれた。信夫は女性に免疫がないからころっといってしまった。

 伸次は磯部の手が雲仙観光にのびると察し、鉱石運送員として由紀の許で働くことにした。
 磯部一味が邪魔をすることが何度も続いた。鉱山主は無茶な運送を依頼する。
 信夫は顔をしかめるが、伸次は勝手に承諾してしまった。ふてくされる信夫。社長の面目丸つぶれだ。

 信夫はリエに連れてこられて、磯辺の店のカジノで借金を作らされた。
 そこを伸次が救い、監禁された美佐を助けた。
 竜は絡めてでリエが伸次に抱きつき、それを由紀に目撃させて動揺させようとした。
 そして最後に……。

  さわやかなマイトガイ・アキラがわかりやすい悪役をぶちのめす。単純明快でわかりやすい映画です。
 見ていて気分が爽快になる作品ですよ。
大海原を行く渡り鳥 [DVD]大海原を行く渡り鳥 [DVD]
(2005/02/21)
小林旭、浅丘ルリ子 他

商品詳細を見る
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://kouhoba.blog.fc2.com/tb.php/354-5d0e79fe

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

江保場狂壱(こうほば・くるち)

Author:江保場狂壱(こうほば・くるち)
ようこそいらっしゃいました。
江保場狂壱の面白いと感じたものを紹介しています。
映画や漫画、ゲームなどがありますよ。
まあ一貫してないのが難点だけどね。

カウンターショック

皆様のおかげで元気になれます。来てくれてありがとうございます。

買い物

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR