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桃尻娘 ピンクヒップガール

 1978年に公開された小原宏祐監督作です。原作は橋本治先生の同名の小説です。

 高校生のレナ(竹田かほり)は、現代っ子らしく明るく活発な女の子である。
 桃色のズボンを履いたため桃尻娘というあだ名をつけられたが本人は不名誉らしい。
 ある日先輩に抱かれ処女を消失したが、月のものが来なくて悩んでいた。
 しかし、見事なお尻である。満員電車でならなでなでしたくなるが、人生が終わるので想像だけにするよ。

 一方、クラスメートの裕子(亜湖)は、奥手で消極的であった。
 というか丸顔で男にもてそうにない。もっとも愛嬌はあるよ。
 裕子はクラスメイトに抱かれたが、想像していたものと違い、春休みに裕子は旅に出る。
 母親に書置きを残したが、その中で自分の名前が書いてあったらしい。

 彼女の母親から事情を聞いたレナは、いい迷惑だと思ったが、そこは面倒見がよいので探しに行く。
 性に関して大人なのかは知らないが、裕子の性格から行先が信濃であると直感した。
 現地へ向かったものの、裕子は金沢に旅立った後だった。
 手がかりもなく、直感で行動しているが、脚本の都合なんだろうな。

 レナは金沢に向かう車中で知り合った刑務所を出所したばかりの仙一(内田裕也)と時江(片桐夕子)の子連れ夫婦と出会う。
 ふたりは列車の中でやった。後日レナは二人に再会し、彼女に誘われ、彼のアパートヘ行く。
 そこでレナは、仙一の弟分の石田健(遠山牛)と知り合う。
 彼の案内で内灘の海岸へでかけると、そこで裕子を見つけた。

 翌日、仙一は女を刺して逮捕されたため、レナと裕子は時江の仕事である売春を手伝うことにする。
 しかし、裕子は時江の仕事が売春だと知らず、口げんかしたあと、裕子はひとりで京都へ向かった。
 レナも急いで後を追う。
 ちなみに時江の値段は五千円だ。ちょっと安すぎないだろうか?

 京都でレナはクラスメイトの木川田(高橋淳)と滝上(野上祐二)と出会う。
 二人はホモダチだと噂があった。というか高校生には見えない。
 裕子は初老の男と一夜を共にする。売春して誇らしげの裕子。レナを性を知らない小娘とあざ笑った。

 裕子の態度にむかつくレナは滝上と寝た。レナは月の物が来て大喜びしました。
 変貌した裕子の姿に感慨を感じながら、東京行きの列車に乗り込んだ。
 しかし、ホモと寝たくらいで自慢できるのだろうか?

 主役の竹田さんはすごい美人です。高校生には見えませんが、日活ロマンポルノだからよいのでしょう。
 準主役の亜湖さんは東映のトラック野郎シリーズでソープ嬢役で出演してました。
 竹田さんとくらべると地味に見えますが、まるっこいあいきょうのある顔はかわいいです。
 しかし終盤で売春を誇らしげに語るシーンはむかつきました。何でかしらないけど。

ちょい役でザ・タイガースの岸辺シローさんがホテルの従業員として出演してました。
原作者の橋本先生ががきデカのTシャツを着てカメオ出演してました。さすがロマンポルノですね。
 キャラ物のシャツ着たら金取られただろうが当時は規制が緩やかだったのだろう。
 東京から雪の積もっている金沢、そして京都とロマンポルノにしては地方ロケしてますね。

 性の経験があると思われているレナと、性に関して神聖視している裕子。
 正反対の悩みを抱える少女たちの葛藤がよく現れていました。
 ロマンポルノという偏見なしでもこの作品は面白かったです。

 
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(2010/06/25)
竹田かほり、亜湖 他

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