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トラック野郎 熱風5千キロ

1979年に公開されたトラック野郎シリーズ第9弾です。監督は鈴木則文です。

今回は少し毛色の違う作風です。
桃次郎(菅原文太)がマドンナに惚れるのはあいかわらずなのですが、今回は夏に扮する小野みゆきさんです。今までは清楚な女性でしたが、小野さんは山猫と呼ばれるほど気の強い女性です。
小野さん自身も日本人離れした美貌ですし、強靭な女性を演じているから余計魅力的です。

ジョナサン(愛川欣也)は奥さん(春川ますみ)に子供部屋を作れと迫られ、木曽で材木を運ぶ仕事をすることにした。大抵二足わらじを履くとろくなことにならないのだが、真っ先にジョナサンは事故で怪我をした。
そのうえ桃次郎のトラックも壊れ、ジョナサンの手伝いをすることになった。

玉三郎(せんだみつお)は食堂で働き、娘の恵子(松本ちえこ)と結婚しようという無謀な計画を立てていた。安物のインベーダーゲームを仕入れるも即効で故障するなど、あいかわらずだ。

材木会社では重蔵(金田龍之介)が社長を務めていた。同じくトラック運転手のノサップ(地井武男)など個性的な人間が多い。
ノサップはかつて北海道の開拓村にいた。夏も同じ村にいたが、村が大企業に取られ、夏は重蔵の養女になった。
ノサップは逆恨みし、橋を爆破し、重蔵の仕事を潰してしまった。橋の爆破はどう見てもミニチュアで、鉄橋なのに木片が飛んでた。
ノサップの罪状は器物破損に、爆発物の不法所持だ。よくつかまらないものだ。
哀れなのは重蔵だ。娘はノサップに走り、ひとりぼっちだ。どっちが悪いかといえばノサップのほうが悪い。サングラスをかけるのは日活だけでなく、東映でもかけていた。

桃次郎はふられたというより、後押しをしたところだ。今回は桃次郎はあんまり活躍してなかった。今回は全国を旅してない。山の中での仕事が主だ。
死んだトラック野郎の忘れ形見を届けるのは、シリーズのお約束だ。
お約束だけど涙腺がゆるむね。喜怒哀楽をうまく配置した傑作です。
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