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いたずらロリータ後ろからバージン

 1986年に公開された金子修介監督作です。実写版デスノートの監督がロマンポルノを撮っていたのは驚きです。 軽蔑したというよりますます好きになりました。ニアがLの思想に共感したのと同じように。

 主人公の石橋徹(安部雅彦)は女に見とれて交通事故を起こした。上司(上田耕一)にはなじられるし、恋人の洋子(中川みず穂)にはふられるは散々であった。しこたま自棄酒を飲み、ゴミ捨て場から人形を拾う。
その人形は朝起きたら裸エプロンで朝ごはんを作っていた。彼女の名前はえる(水島裕子)。

 水島裕子さんは昔アイドルだったそうです。当時のファンはまさかロマンポルノに出るとは思わなかったのでしょうね。

 彼女は徹をご主人様と呼び慕ってくる。今のアニメや漫画ならメイドが言う陳腐なせりふだが、24年も昔にこんな作品が出ていたとは驚きだ。少々見ていて恥ずかしくなる。メイド服を着ていたらさらに完璧だと思うね。
関係ないがデスノートでもLが登場している。20数年後に自分の撮った映画の主役と同じ役名の映画を撮るのは運命に近い。

 徹の住むアパートにはおかまの玉三郎(河原さぶ)や浪人生(三雲博史)。ジゴロの小野田(沢田遊吾)と情婦の伸江(小川美那子)が浪人生に自分たちの情痴を聞かせて楽しんでいた。浪人生は自慰行為に夢中になっており、意外にまともな人間は玉三郎という有様である。 えるにワンピースや服をあげたり、相談に乗ったりするいい人である。

 えるは人形なので人間の常識が通用しない。電気屋のテレビでエアロビが放送されていたら一緒にやったり、勝手にアパートの部屋に入ったり、徹の会社に押しかけてセックスしようと周りをこけさせたりといろいろだ。
える役の水島さんはよく通る澄んだ甘い声で、なかなかエロい。初々しい感じがたまらなくよい。

 徹はあまりえるが好きではないっぽい。そのことを肌で感じていたえるは玉三郎に相談するも、そこで小野田が彼女を変態令嬢(三東ルシア)に売ってしまう。小野田はそれをポラロイドで盗撮したが、そこに写っていたのはえるではなく、人形であった。もっとも写真そのものは見せてないが。人形を抱くシーンは撮れないのか。特撮などを使わないしょっぱいシーンだが、ロマンポルノだからしょうがないか。

徹はえるを捨ててしまったが、小野田がそれを拾い、令嬢に売り渡す。
玉三郎は小野田を締め上げ、えるの情報を徹に告げる。
殴り込みをかける徹だが他人に無勢。ただのサラリーマンである彼が勝てる道理がなかった。
えるは火事場の馬鹿力で敵を一気に粉砕した。そして徹とえるはえっちする。
えるの体が急激に冷える。そして彼女は人形に戻ってしまい、二度と元に戻らなかった。

 どしゃぶりの中徹は走る。そこで一人の女性が傘を差し出した。その顔はえるそのものであった。一人二役だから当然か。雨の降りしきる中えるに似た(役名では圭子)と一緒に傘に入って終わりであった。

 BGMはピアノで物悲しい雰囲気にぴったりである。ロマンポルノは数分おきに濡れ場があれば何をしても許されていたそうだ。人形との不思議なラブストーリー。尻の辺りがむずむずしそうになるのが玉に瑕だがおすすめである。

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(2011/07/02)
水島裕子、阿部雅彦 他

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