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拳銃無頼帖 抜き撃ちの竜

 1960年に公開された野口博志監督作、赤木圭一郎出演の日活映画です。

 赤木さんは1961年に亡くなりました。21歳の若さでした。
日活では石原裕次郎と小林旭につづく第3の男として、期待されていたそうです。
今では赤木さんの名前はテレビはおろか雑誌にも載りませんし、誰からも忘れ去られたはずでした。

それがインターネットの時代になると、赤木さんのファンサイトに出会えます。
 そしてTUTAYAネットレンタルでも赤木さんの作品を借りれるのだから、いい時代です。悪い部分も目立つけどね。
 ちなみに野口監督は名前を変えて大巨獣ガッパの監督もやってたんです。不思議な縁ですね。

 抜き撃ちの竜は人より拳銃を抜くのが早いので有名です。
ある日、竜はどじって怪我をした。医者の菅井一郎から、自分を助けたのはコルトの銀(宍戸錠)だというのです。
 宍戸さんは大抵主人公のライバルとして登場します。安定したキャラですね。

彼は自分のボス楊(西村晃)が自分の腕を欲しているということだ。借りを返すために竜は仕事を手伝うことになる。
竜は常に相手の右肩を撃ち抜く殺さない殺し屋だった。対する銀は常に相手の心臓を撃ち抜く男であった。
 殺さない殺し屋はどうかと思うが、主役が殺人鬼だと観客も感情移入しずらいのだろうな。

 弟分の啓吉(沢本忠雄)は麻薬中毒になっていた。彼女の房江(香月美奈子)は啓吉の面倒を見ていた。
 映画の中毒者は健康そうに見えるけど、唐突に苦しみだすからね。
 実際に中毒者を出すわけにはいかないからな。どうしてもうそっぽくなる。

 ヒロインはみどりで、浅丘るり子さんが演じてます。50年前だから若くて当たり前ですけどね。
他に張という妖しい中国語をしゃべる男を藤村有弘さんです。
 ひょっこりひょうたん島で初代ドン・ガバチョを演じたことがありました。

 作中では赤木さんが歌を歌います。演技は拙いですが、歌はしっとりしてます。
 日活は石原裕次郎や小林旭などが歌っていました。
 歌を歌えるのもスターの素質と言えるかもしれません。

 テレビの地上波でも通用しそうな作品だと思いました。
 でも二〇一五年時点では銃を乱発するドラマは見当たりません。
 邦画でもあんまり乱発しない気がするな。
 
 主人公はアウトローです。観客は一般人だ。
 普通の生活をしている人にとって、無法者は非現実的なのかもしれない。
 だからこそこうゆう作品が多く作られたのだと思いますね。
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(2002/09/27)
赤木圭一郎、浅丘ルリ子 他

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