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仁義なき戦い 完結編

1974年に公開された深作欣二監督作です。

 この作品でシリーズの主人公広能昌三(菅原文太)が引退します。
 もっとも新シリーズでは菅原さんは役名を変えて出演してますが。

 作中では仁義なき戦いから20年以上経っているようですがあまり広能の容姿は変わってません。
  山守義雄(金子信雄)は一応引退していますが、まだまだ脂ぎった親父で広島トップの座を狙っております。
 しかし、今回は出番が少ないです。 ちなみに広能の出番も少ないですね。

 ドキュメント映画なのですが、実際はどこまで本当かはわかりません。
 作り物なんだから当然なんですけどね。
やくざがいつも路上でどんぱちしまくりです。当時はそれが当たり前だったのかもしれません。
 
 天政会という組織がある。一応ヤクザとは無縁な組織に見せかけて、実際はやくざなのである。
会長の武田明(小林旭)は組織が警察に狙われているので、理事長をヤクザと無関係な松村保(北大路欣也)に任命する。
 それに不服なのが大友勝利(宍戸錠)。互いに命を狙いあった。
 大友といえば広島死闘編で千葉真一さんが演じてました。確か無期懲役になったはずでは・・・?
 映画だから気にしてはいけません。ブログで書くだけならつっこんでもいいのです。

 まず天政会の金庫番であった杉田佐吉(鈴木康弘)が殺された。
 杉田には娘がおり、かおる(野川由美子)は松村といい仲であった。
 女のせいで命を落とすのはありそうで怖いです。

 広能の部下である市岡輝吉(松方弘樹)は大友と手を結ぼうとした。
 市岡は昔の考えが抜けない人で弟分の氏家(伊吹吾郎)はおろか、広能にも呆れられている男であった。
 しかしそんな彼も殺される。 のちに大友は逮捕され懲役6年になった。

 槇原(田中邦衛)は山守に天政会のトップをぶんどれとたきつけた。
 しかし、広能の傘下である明石組の若者が槇原を殺した。槇原は嫌なやつなので死んで清々した。
 でも田中さん自身が嫌いなわけではなく、槇原というキャラが嫌いなのである。
 山守と一緒に仲間を売ったりしてましたから。

 広能は網走刑務所を出所した。松村は広能に引退してくれと頼む。
 しかし、はいそうですかと聞くような広能ではなかった。
 そして松村は大阪の親分たちにあいさつ回りに行き、途中で大友組の人間に襲撃される。
 部下の江田(山城新吾)が代わりに射殺された。
 現実では山城さんは老人ホームで死去している。どうにも複雑な心境であった。

 さすがにうんざりしてきた広能は引退を決意した。
 このあたりはあっさりして、あとは数枚の写真とナレーションで終わった。
 普通の任侠ものならボスに殴り込みをかけるけどね。仁義はそれがいいのです。

 相変わらず動き回るカメラワークと、聞き取りにくい広島弁がすごい迫力だ。
事件が起きた詳しい年月が表示されるとリアリティがある。
ドキュメント故に物足りなさも感じたが、これはこれで面白かった。
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菅原文太、北大路欣也 他

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