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KEYMAN 第13巻最終巻感想

 コミックリュウに掲載されていたわらいなく先生のKEYMANも最終巻を迎えました。
 当時はモンスター娘のいる日常目当てでコミックリュウを購入しておりました。
 それで掲載されていたKEYMANに心を惹かれたのです。
 正直言えばモン娘よりは地味ですがハードボイルドな世界観に魅かれますね。

 結果はハッピーエンドで終わりました。後味すっきりな展開で満足です。

 すべての元凶であるバトラー。アレックスは同僚だったウォルターの裏切りにより窮地になった。
 だがボビーはカギとなるもへし折られたため野望はついえたかに見えた。
 実はネクロは二重世界を自由に行き来できる完璧なキーマンを作り上げていたのだ。

 バトラーは倒され、ネクロと息子のフランクは二重世界の扉を閉じる。
 長かった事件はやっと収束を迎えたのであった。
 もっともアレックスの生活は終わらない。獣人が人間に差別される世界は終わっていないのだ。
 アレックスは自分の子供ができたので、足りない頭を使いつつも世界を変えようと決意するのであった。

 最後にピートがヒーローとなり、物語は終えた。
 連載第一話ではピートはヒーローに憧れるダメ刑事であった。昔はやさぐれていたがアレックスのおかげでゆるくなった。
 そんな彼は瀕死の状態になり、ネクロによってキーマンに変わったのである。
 もっともネクロの作ったキーマンは完璧であり、ピートはカギとしての死は迎えずにすんだ。

 書下ろしではアレックスの子供たちが成長した姿を見せてくれた。
 双子でアレックス似の姉は人間のボーイフレンドがいました。
 逆にサリー似の弟はまったくもてない。ミザリーや猫の子にも相手にされてません。
 アレックスは署長になっていた。前の署長が市長になったため任命されたそうである。

 当時は高い役職にはつけない獣人だが、アレックスはその例外を超えたということだ。
 ピートはキーマンとして活動しているが、初代とは対照的である。
 子供たちには顔を隠す人間にならないよう優しく諭した。
 これもただ悪人を叩きのめすだけのキーマンとは違う。

 アーロンやウォルターのその後は不明だ。
 よく考えればフランクのせいで大勢の子供が犠牲になっている。
 もっとも二重螺旋の世界を内側から閉じるため、永遠に戻れない。
 ある意味永遠の苦しみを味わい続けるだろう。だが娘のミザリーを救えたことで満足している。
 
 ネクロの家族はバラバラだった。夫はキーマンとなり、カギとなった。
 フランクはネクロに反発し、女性と結婚してミザリーが生まれたが、ネクロのせいで妻は死に、娘も死にかけた。
 娘を救うためにキーマンになろうとしたがネクロに邪魔され、彼女を殺した。
 そして祖母は孫の身体を乗っ取り、逃亡したのである。
 複製を作り、誰も犠牲にせずキーマンを研究し続けてきたのだ。

 ネクロも最初は他人を平気で犠牲にする女だった。
 そんな彼女は数十年の間で変わり、犠牲を忌み嫌うようになった。
 最後はミザリーの未来のために別れを告げたのである。

 アレックスはネクロと対照的な家庭を築いていた。
 ピートはフロルと再会し、物語は終わった。
 この作品の欠点は一つの話が繋がっているので、一巻から読まないと理解できないところでしょうか。
 それでも面白かったのでみんな読んでみてください。
 
 わらいなく先生、お疲れ様でした!!
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