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KEYMAN 12巻感想


 アレックスはアーロンと対峙する。キーマンであるボビーを守るためだ。
 アレックスは傷つきながらもアーロンを退ける。
 一方でバトラーはピートを捕らえ、再び扉を開こうとしていた。
 そこでアレックスは敵になったウォルターと一線を交えるのであった。
 
 なんとなくだがアレックスは自分の考えを押し付ける傾向がある。
 もっともそれは自分は獣人であり、ありのままを受け入れているだけだ。
 それができない人間もいるのである。それがアーロンとウォルターである。

 アーロンにとってロックヴェルは獣人にとってぬるま湯な場所らしい。
 アレックスや妻のサリー、バーの姐さんたちは幼少時に捨てられた。
 差別主義者たちの風当たりも強いが、ピートやフロルなど若い者には受け入れられている。
 一方アーロンの住むイギリスは今も獣人の差別がひどい様だ。
 獣人の赤ん坊は捨てられ薬殺される国らしい。そりゃロックヴェルはぬくぬく暮らせるわな。

 ウォルターの場合は目的が明確化したというべきところだ。
 今まで獣人が生まれた理由を知らなかった。だがドクターネクロのせいだとわかった。
 もっとも具体的にどう獣人を生み出したかがわからなかった。それに荒唐無稽すぎるからだ。
 フランクから詳しい話を聞き、すべての元凶がネクロだとわかり、怒りが爆発した。

 そこをバトラーに付け込まれ、協力することになったのだ。
 おそらく心の奥では理不尽な思いを抱いていたと思う。だが原因が判明したことで怒りの矛先が決まったのだ。
 バトラーは悪魔だ。人の心をもてあそぶなどたやすいことである。
 ただしネクロには欺かれることが多いけどね。

 ネクロがアレックスを選んだのは精神的なものだろう。
 自分らしさを失わない。だからバトラーとも戦えると確信たのかもしれない。
 かつてはヒーロー・KEYMAN殺人事件から始まった物語。
 終局はもうすぐである。13巻で完結するようです。

 あとフランクが出たとき、すべての獣人を抹殺するとか言ってたけどなかったことになった。
 元々フランクの目的はネクロに憑依されたミザリーの身体を取り戻すためだった。
 獣人差別主義者に協力させるためのリップサービスである可能性が高い。
 ネクロ自身も獣人を作ろうと思ったわけではなく、副産物の結果だからね。
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