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UQホルダー 百九話 夏凛だけ自白剤を食べてなかったのか

 夏凛だけ自白剤を食べてなかったようです。おそらくプラゼーボ効果というやつだ。
 尊敬する雪姫の言葉と、刀太のトリップ状態を見て信じてしまったのです。

 前回、刀太は忍やキリヱに愛の告白をしまくった。自白剤を食べたためだ。
 雪姫は刀太と夏凛を隔離する。二人きりになったので話をすることにした。
 能天気な発言を繰り返す夏凛は激おこぷんぷん丸状態になる。
 そこで彼女は自分は自分の過去を断片的だが話してくれた。それでも刀太は夏凛が必要だという。

 正直夏凛は刀太にイラついている。すべてを救うとか、今どきの小学生ですら言わない言葉だ。
 しかも自白剤を食べており、腹に何もない。まっすぐすぎるのである。
 だが夏凛にしてみれば子供の戯言にしか聞こえない。彼女は何百年も生きているからだ。
 雪姫ですらできないのに、一ケタしか生きてない刀太は何を言っているんだということになる。

 だが刀太は不死だからこそできることがあると言い放つ。
 夏凛にとって不死は呪いのようなものと感じていたが、刀太はそれを個性だと言う。
 そして神を見返してやろうみたいなことを言っていたな。
 
 おそらく夏凛はここまでまっすぐに言われたことなどないだろう。
 だからこそ刀太を意識し始めてしまったのだ。自分の考えに刀太が好きかと問い、否定する一人漫才だ。
 なんだか夏凛がかわいくなってきた。最初は無表情でツンしかないと思った。
 いやまだツンだけか。これでデレが出たら最高だな。

 あと夏凛は雪姫に出会う前に尊敬する人がいたそうだ。
 だがその人を裏切り、死に追いやった。夏凛は首を括ったが死ねなかったという。
 夢枕獏先生の黒塚に似ている。作中に黒蜜という女性が不死になったきっかけの人物と似ているのだ。
 
 夏凛は最初から刀太を意識していたのかもしれない。
 刀太を嫌っているが、興味がなければどうでもいいはずである。
 雪姫と暮らしていたことより、雪姫に認められたことが気になったのかもね。
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