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海女の化け物屋敷 ネタバレ注意



1959年に新東宝で公開された曲谷守平監督作です。

 仁木恭子『三原葉子』は友人の青山由美『瀬戸麗子』の屋敷に来た。
彼女の家系は呪われており、家族は次々と怪死。由美だけが残ってしまったのだ。
 屋敷には姉の幽霊が出て、由美は気絶してばっかりいた。

 恭子は恋人で刑事の野々宮『菅原文太』にそのことを手紙に書く。
 ちょうど野々宮はある事件を追っていた。恭子の手紙にはその事件の関係を匂わせていたのだ。

青山家は海女を仕切っているが、そこに伊丹『岬洋二』がからんでくる。
 さらに海洋学者という触れ込みの水木『沼田曜一』が海女の加代『万里昌代』とよろしくやっている。
 水木は日比野『国方伝』という助手がいた。

 由美は幽霊に悩まされ続けるが、恭子は独自の解釈で幽霊の正体を調べる。
実は幽霊は屋敷の使用人たちの仕業であった。
 青山家には海底にある洞窟に墓地があり、そこに財宝が眠っているというのだ。
水木はその情報を元に調査を開始した。

最後に海底洞窟で水木は本性を表した。加代はそんな水木をおそれ、由美の味方をする。
日比野は途中で手を組んだ伊丹を殺した。水木も水中銃を落とし、誤って発砲してしまい、死ぬ。最後は大団円であった。

 水木扮する沼田さんはかなりの怪演です。中川信夫監督の地獄でもキレた演技をしてました。
洞窟で由美を殺そうとしますがその台詞で「お前を逃がしたら俺は電気椅子だ」というのがあります。
 日本の死刑方法は絞首刑だけどね。表向きは海洋学者というインテリを演じてますが、本性はかなり下品な男です。
 海女二人を嫌らしい目でねめつけ、その行為を楽しんでいます。そして最後は哀れな最期を遂げる。
 観客のカタルシスはかなり解消されますね。

海女の格好ですが、胸をギリギリ隠すシャツに、ビキニパンツ。海女らしくない格好です。
海女が海に潜るシーンは実際に海中を撮影していたと思います。
 さわやかな作品でしたね。
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