Entries

ハーレムジェネラル2 人生で二度亡命しちゃったよ!!

 仙樹歴一〇四一年、フレイア王国の御飾将軍リュシアンは、西方半島のフルセン王国と戦い撃破した。
 しかし手柄を立てたため、叔父であり国王であるマドアスによって処刑されかける。
 だがリュシアンはその匂いを嗅ぎつけ、女たちと一緒に亡命をするのであった。

 リュシアンは前作のヒロインであるクリスティーナ、オルタンス、ルキノ、マージョリーたちと亡命している。
 それにルキノの部下を含めると三〇〇人近いのだ。
 リュシアンは彼女らを守るためにサジタリウス城へ向かう。
 ドモス王国のヒルクルス将軍に保護してもらうためだ。前回殺しかけたが、殺してないので大丈夫。

 人に追われることはすごいストレスだよね。私だったら胃に穴が開きそうです。
 それも親戚に嫌われると来ている。身内に嫌われることはものすごくつらい。
 リュシアンのようにひょうひょうとした人生を歩みたいなと思いますね。
 私は考えすぎて頭がごっちゃになるから。

 私はリュシアンが羨ましい。だって彼を慕う女性たちがいるからだ。
 クリスティーナは厳しいがリュシアンを思っているし、オルタンスはなんだかんだいって甘い。
 ルキノは親身だし、マージョリーもそうだ。
 私は自己中心的なので嫌われやすい。リュシアンは結構気遣いのできる人だからもてる。
  
 今回新キャラは二名出ている。しかしハーレムには加わらないのだ。
 レイチェルはヴァルキリーのヒロインだ。彼女は当初真面目な性格だった。
 ところが一度リュシアンを捕えたが、逃がしてしまう失態を追う。
 そのせいで彼女はガルータ城に飛ばされてしまったのである。
 それでヴァルキリーでは悪女になってしまったので可哀そうだと思いました。

 もう一人のヒロインはルシアナだ。ジェネシスではアレックスの相手をしていた。
 リュシアンが一〇四二年にドモス王国フェンリルで出会っていたのだ。
 もちろんセクロスはしていない。一応ジェネシスでは処女であるから当然ですね。
 ルシアナとはフレイア戦役後に繋がった。彼女は罪悪感に襲われ、アレックスに暴露しちゃったのです。
 その後アレックスとは結びつきが強くなったようだ。まあジェネシスでは最後の乱交に参加してたからな。

 全体的にハーレム度が低いのです。新キャラ二人は単品だけでした。
 クリスティーナたちもピンでやっているのが多かったです。
 ハーレム好きな人には物足りないかもしれませんね。
 レジェンダのイラストはあったけど、彼女だけエッチシーンはない。従妹だからな。
 
 歴史的にはリュシアンはターラキア戦役後ドモス王国に亡命。ヒラメ将軍ヒルクルスを頼る。ちなみにヒラメは上ばかり見るという意味だ。実際リュシアンはそう評価していた。
 その後ドモス本国フェンリルに行き、ロレントと謁見した。その際にドモスは中身がスカスカと判断しました。
 一〇四二年に一度フレイアと戦うが、ヒルクルスは敗北。その後リュシアンは捕縛された。
 そしてルシアナに手を出してまた亡命する羽目になったのだった。

 ジェネラルの面白さはリュシアンのいい加減さと抜け目なさだ。
 今回はそれが薄い。敵の意表を突くのが面白かったのだが。
 それでもリュシアンともう一度で会えたのが嬉しかった。
 それだけでも一読の価値ありです。
ハーレムジェネラル 2 (二次元ドリーム文庫)ハーレムジェネラル 2 (二次元ドリーム文庫)
(2014/12/10)
竹内けん

商品詳細を見る
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://kouhoba.blog.fc2.com/tb.php/1070-21b41b70

トラックバック

コメント

[C103] 読まれましたか

確かにすちゃらかさは足りない感じでしたねw
性格上武断の国ドモスには合わなかったのでしょうね
しかし、かん奈先生はシリーズの中心絵師になりつつあるかもw

来年もキャッスル出ないんでしょうからまあ静観です
しかし、キャラデザして誌面の挿絵は他の先生が、という例はありますが…
1冊完結で考えているので、冊数を見極めてプロット考えた長編は出来ないんじゃないか、とも思うようになりました

ラノベの戦記物復活と、茅田砂胡先生のデルフィニア戦記読み返してます
年末TVに飽きたら本を読む時間になるので、何かいいの捜しております
ブレイクブレイド連載止めたわけじゃなくてよかったw
最近のロボットモノはイマイチなモノばかりでw
ダイミダラーはあのおバカなキャラとノリは評価してまうがw
  • 2014-12-19 08:29
  • ご神体
  • URL
  • 編集

[C107] 物足りなかったですね

 いらっしゃいませご神体様。

 ジェネラルはすちゃらかさが売りだったのに2になったら弱くなって不満でした。
 
 キャッスルは出てほしいですよね。
 一応どこから読んでも大丈夫な構成なので、続編は作りずらいのかも。

 ダイミダラーはニコ動で一話を見ました。
 すごく面白かったです。
 真面目にバカをやる感じでよかった。
  • 2014-12-20 15:42
  • 江保場狂壱
  • URL
  • 編集

[C217] リュシアンのキャラの掘り下げが進んだ作品でした

同時に彼のマイナス面も見えてきた印象です。

まずドモスについて「中身がすかすか」と評していましたが、それは裏を返せば「改善の余地がある=国としての伸びしろがまだ残されている」ことを意味します。そういう発想に至れないあたり、『自分の死後のことなど知ったことか』というロレントの悪い所に似てると思います。
オルフィオがキャラバンで『ドモスこそ最強と確信した』と言ったのはその『伸びしろ』も込みの話だと思う(彼は後の時代に宰相となり、その『伸びしろ』に手を付けることになる)し、フィリックスがドモスの実態を知れば似た感想を抱き、警戒を強めるはず。フレイア時代に半ば飼殺しにされた故に、そういう発想を育むことができなかったのかなと。

もう一つは個人的嗜好ですが、一国の王や地方領主など『一国一城の主』が主人公の場合、自分の女達のみならずその居場所たる国や領土、そこに住む人々をも守るという気概があってほしいと思うのです。リュシアンにはそれが欠けてるように思える。だからこそ祖国への外敵誘致という利敵行為ができるし、多分クイーン後の話でもドモスかフルセンがシャカリキになって攻めてきたらあっさり逃げ出すと思います。
飼殺しにされた揚句理不尽に命を狙われ、逃げるしかなかったという経緯は同情できるし、それ故国というものに守るものとしての価値が見いだせなくなったとすれば理解もできます。ですがやはり、自分の女達に半ば根無し草のような境遇を強いる『かっこ悪い奴』であってほしくないと思うのです。
  • 2016-01-13 22:02
  • Ts
  • URL
  • 編集

[C218] 言葉はそのまま鵜呑みにできませんね

 Ts様いらっしゃいませ。

 言葉を額面通りには受け取れませんね。その発想はまるでありませんでした。
 たぶんドモスに対していい感情がないため、そこに至らなかったのかもしれません。だからこそ視野が狭くなったのでしょう。

 私なら女性が慕ってくれるだけで嬉しいですが、あくまで私の意見です。本来なら安定した生活を与えるべきであり、わがままでしかない。そういった点ではリュシアンはかっこ悪いと言えます。

 やはり育った環境が人生を左右するのかもしれない。そして経験が物をいうと思います。ですがやる気がなければ年を取っても変わらない。リュシアンはフレイアを出て、ヒルクルスのともに数年いたはずですが、その経験が生かされてないのも、やる気がなかったからでしょうね。

[C219] 好きになれないけど面白い男

自分の場合『ウェディング』から入ったくちなので、カルシドが主人公の在り方の一つの基準になっているというのがあります。なのでリュシアンみたいなタイプの評価が辛くなってしまうのです。

ただロレントにも言えることですが、キャラクターとしては好きになれないタイプでも『歴史を動かすコマ』としては重要な動きをしそう、というのが評価に困るところです。

恐らく『クイーン』後の話では西国同盟にとってよからぬ展開になると思います。大勝の後に大敗させてバランスを取るのが竹内先生流なので。その場合リュシアンの動きを見越しているか否かが西国同盟内で明暗を分けるポイントになると思います。
フィリックスがリュシアンが逃げ出すのを想定して何かしら手を打つのに対し、「自ずから故郷を捨てて逃げはしないだろう」とタカをくくっていたバロムリスト首脳陣が「空気の読めない奴」と喚き立てる展開になるのかなと。
  • 2016-01-15 22:14
  • Ts
  • URL
  • 編集

[C220] 人それぞれに好みがあるから

 どちらから入っても自分が好きなものであることは変わりありません。むしろ人それぞれに見方が違うから面白いと思います。問題は自分の好みを押し付けることです。それ以外なら大丈夫だと思いますね。

 ハーレムシリーズはいろんな国にいろんな主人公がいます。そしてテンペストやフェイクなど古い時代から、ジェネシスやクィーンなど様々です。

 西国同盟云々は置いといて、リュシアンが何かするのはありそうだ。クィーンでフィリックスはリュシアンを懐疑的に見てましたからね。
 もしかしたらニーデンベルク王国が危ない気がする。そうなればバロムリストはフレイア地方とニーデンベルクに挟まれるからです。

[C221] シリーズの異端児リュシアンはお気に入りですが

私の好みのなかでもジェネラル2は拍子抜けでしたね。リュシアンの女誑しの側面が強調され戦術家としての側面にスポットが当たらないのがなんととも物足りませんでした。また新ヒロインも他作品ですでに濡れ場が描かれているので新鮮味がなかったのも不満でした。前作が連載ものということもあってか完成度が高かったので期待値が上がりすぎたのが原因かもしれません。

私は黄金竜から入ったのですが、やりたいこととやれていることの乖離がどうしても気になってしまう読者です。ロレントは覇王の非情さが足りませんでしたしセリューンはプレイボーイというわりに女を抱くのにいちいち言い訳がましい。剣舞もほかの凌辱系ノベルス作品もヒロインの数が少なく“独りをじっくり”という作風ではない先生なだけに物足りないものでした。女が屈するというのを描けない先生の世界観と相性が悪く二次元エンドにしても安易すぎる気がしました。

ですからキャッスルは先生の資質にドンピシャリでほんとうに嬉しかったし、実質いまいちだった竹内けんの起死回生の逆転ホームランになったのではないかと推測しています。ヒロインを多めにして前述の弱点を克服しているし、女を屈服させるような陰惨さから程遠い竹内けんの根っこにある陽性が逆に効果的なものになっていた。まさに花開いた瞬間を「やったぜ!」と垣間見た感動は忘れがたいです。

リュシアンは受け身のときが一番能力を発揮するタイプで、エルフィン相手ならともかく、そうでない場合は女誑しでしかありませんでした。プロットの段階でリュシアンの魅力を発揮できない作品だと思っています。やれることがあるのにやらせるアイディアが足りないと思いました。

なかなか功績を挙げられられない野心家のヒルクルスと、なんだかかんだで功績を上げてしまう無欲のリュシアンとの対比も面白いですね、ヒルクルスとリュシアンの対決も読んでみたい気がします。またフィリックスとの対決もあれば読んでみたい。穏健派のフィリックス相手では案外苦戦するかもしれませんね。
  • 2016-01-17 10:19
  • ハーレムシリーズ好き
  • URL
  • 編集

[C222] そうなんですよね

 正直ジェネラル2は物足りなさを感じましたね。それに新ヒロインは別の作品に出ていたから、ハーレムの一員にならなかった。そこに不満がありましたね。

 私はキャッスルから入りました。表紙のウルスラが気に入ったからですが、中身も面白かった。
 ノベルズ版はなんというか女性が主役だと思う。凌辱はおまけぽかったし。ハーレムこそが竹内先生の本領発揮と言えます。現実に50冊以上もシリーズを重ねましたからね。

 邪推ですがジェネラル2を出したのは絵師がかん奈先生だからではないか。ハーレムシリーズは絵師によって舞台が決まる場合があった。クイーンでバロムリストを書いたから、代わりにフレイアを書いたのかもしれない。ただフルセンを書かなかったのは不思議でした。

 ヒルクルスとリュシアンの対決は面白そうです。クィーンでリュシアンはバロムリストに亡命したからありえるかも。もっとも撃破はしないでしょう。のらりくらりと過ごすでしょうね。
 フィリックスの場合はシャクティがなんとかしてくれるかもしれない。フィリックスなら助言を受け入れる器量がありますからね。

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

江保場狂壱(こうほば・くるち)

Author:江保場狂壱(こうほば・くるち)
ようこそいらっしゃいました。
江保場狂壱の面白いと感じたものを紹介しています。
映画や漫画、ゲームなどがありますよ。
まあ一貫してないのが難点だけどね。

カウンターショック

皆様のおかげで元気になれます。来てくれてありがとうございます。

買い物

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR