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魔人ドラキュラ

 一九三一年にアメリカで公開されたトッド・ブラウニング監督作です。
 原作はブラム・ストーカーです。

 トランシルバニアにレンフィールド(ドワイト・フライ)がやってきた。彼はドラキュラ(ベラ・ルゴシ)に招かれたのだ。
 イギリスの物件を購入したのだが、ドラキュラは吸血鬼で、レンフィールドを虜にしたのである。
 イギリスに渡ったドラキュラは若い女性を次々と餌食にしていった。
 隣人であるミナ(ヘレン・チャンドラー)に目を付けたドラキュラと、ヘルシング(エドワード・ヴァン・スローン)の対決が始まる……。

 結構面白かったです。ド派手なアクションは皆無ですし、ホラーと言っても特殊技術はほぼ皆無で怖くない。
 その代わり、役者の演技がすごかった。ドラキュラ役のベラ・ルゴシは特にすごい。
 彼の目力はすさまじいよ。目は物を言うというがまさにそれです。
 ルゴシだけでなく、他の役者もすばらしかった。

 見所はドラキュラとヘルシングの出会いですね。ドラキュラがミナと会話中にヘルシングが鏡を見るのです。
 ところがドラキュラは鏡に映らない。吸血鬼は鏡に映らないのですよ。
 ヘルシングに指摘されても毅然とした態度をとるドラキュラが紳士ですね。

 ちなみにベラ・ルゴシは当時四九歳で、これまで大役に恵まれていなかったそうです。
 この作品で大スターになれたのだから、結構遅咲きですね。
 ただしドラキュラのイメージが強すぎてしまい、怪奇映画専門になってしまったそうだ。
 最後はエド・ウッド監督の映画に出て、生涯を閉じたそうです。

 今では個性派俳優が少ない気がします。演技よりも知名度を優先しているためですね。
 今の若い人、特に十代の若者に見てほしいです。
 映画に大切なのは特撮でもなく、お色気でもない。演技力なんだということを。
魔人ドラキュラ [DVD]魔人ドラキュラ [DVD]
(2012/10/24)
ベラ・ルゴシ、デヴィッド・マナーズ 他

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