Latest Entries

柳生忍法帖

柳生忍法帖(上) 山田風太郎忍法帖(9) (講談社文庫)柳生忍法帖(上) 山田風太郎忍法帖(9) (講談社文庫)
(1999/06/15)
山田 風太郎

商品詳細を見る

柳生忍法帖は魔界転生より前の話です。

この作品では柳生十兵衛が登場します。ですが彼は闘いません。闘うのは堀主水一族の生き残りである7人の女性達です。
彼女らは尼でしたが、加藤明成の命で動く会津七本槍たちによって家族を皆殺しにされました。そこを徳川千姫が助けてもらいました。
千姫は十兵衛に堀一族の娘達に七本槍を討たせろと命じました。公儀の力は一切借りてはならないというのです。十兵衛が復讐の代理をすれば話は簡単に終わりますが、それではつまらない。あくまで武芸を知らない女性が復讐することに意義があるのです。

千姫はかつて祖父徳川家康の手により大阪を滅ぼされ、夫豊臣秀頼を失いました。千姫は徳川家光の姉です。姉の口ぞえなら将軍も重い腰をあげるかもしれない。しかし、それでは祖父がしたのと同じだ。彼女は堀一族の女性に同情し、理不尽な権力に翻弄されたかつての自分としてみているのかもしれない。

十兵衛は闘わないと書きましたが要所要所で手助けはしています。時にはピンチになったりするけれど、堀一族の女性達が頭を働かせて助けてくれます。
主君明成は狂人ですが、七本槍も輪をかけた狂人です。人の命など屁に思っていません。吉原で売られた公家の娘達を買ったり、その命をもてあそびます。
そんな魔人たちが女達の力で裁きを受ける。胸がすく思いのする展開です。
山田先生が忍法帖でよく使う多数対多数の展開ですが、必ず一対一で闘うわけではなく、七本槍の武器を封じたり、策を練ったりして斃します。

 鷲ノ巣錬介(わしのす・れんすけ)拳法の達人で、鉄門すらくりぬく威力がある。
 司馬一眼坊(しば・いちがんぼう)鞭を武器にする。知略も得意。
大道寺鉄斎(だいどうじ・てっさい)鎖鎌の鎌を振り回す老人。

他は子牛ほどの大きさの犬を3匹操る具足丈の進(ぐそく・じょうのしん)。
七本槍で唯一槍を扱う平賀孫兵衛(ひらが・まごべえ)。
なんでも切れる糸を武器にする美少年、香炉銀四郎(こうろ・ぎんしろう)。
隻腕の剣士、漆戸虹七郎(うるしど・こうしちろう)がいます。

以前ヤングマガジンでせがわまさき先生がY十Mで連載していました。
せがわ先生はヤングマガジンアッパーズで甲賀忍法帖を原作にしたバジリスクを連載したことがあります。
せがわ先生はナレーションを頼らず、台詞と動きだけで魅せます。原作ではひとりがしゃべるところを複数の人間に分けてしゃべらせています。
松平伊豆守と柳生但馬守が碁をしながら、昔千樹院こと千姫が男を自分の屋敷に呼び込み、たぶらかしていたという噂話をしながら説明していました。
バジリスクでは阿福の性格を服部半蔵が息子の響八郎に説明することで、読者に解説したことになります。

ネギまの登場人物 出席番号1番相坂さよ

 
ネギまの女生徒の紹介をします。毎週一人ずつ紹介し、終わったら他の登場人物をまとめます。

 相坂さよは特別な人間です。というか幽霊でした。
 はっきり設定が明かされたのは麻帆良祭の準備からでした。
 出席簿に載っていたけどその正体は誰も知れず、彼女はずっと孤独でした。
 高畑は知っていたようですが、さよは知らなかったようです。

 てっきり修学旅行が終わり、刹那が彼女にお土産をあげるエピソードがあるかと思いきや、何もなかった。
 当時声のクラスメイトでさよの配役は白鳥由里さんでした。
 白鳥さんはラブひなではなるの妹芽衣(のちに逆輸入でネギまで佐倉芽衣が登場した。
 こちらは声優は別)赤松先生原案の陸上防衛隊まおちゃんでは菊一文字を演じてました。

 声のクラスメイトではエヴァと茶々丸の三人で出てましたが、さよの性格はおとなしいものでした。
 それが原作では暗いがやる気が空回りするどじっこ幽霊になりました。
 赤松先生はたとえメディアが先に出してもそれに合わせないのですね。

 関係ないが私は配役が白鳥さんと知った時、彼女は雪女ではないかと思いました。
 理由は白鳥さんは幽遊白書、地獄先生ぬーべーで雪女を演じたからです。
 マイナーですがコナミの3D格闘アクションライトニングレジェンドでも雪女を演じてました。まあ声優から設定を探るのは愚の骨頂でしたが。

 二年以上隣の席だったためか朝倉の隣にいることが多くなりました。麻帆良祭ではお飾りでした。
 まあ彼女の特性は魔法世界でこそ生かされてますけどね。
 
 魔法世界編では朝倉が特製人形を使って憑依させることで麻帆良学園を出ました。
 そして離れ離れになった際、人形なのか朝倉と一緒でした。
 そのためか朝倉のアーティファクトにのっかかることが多くなり、テンションも上がりました。
 さよは幽霊の特性を利用していろいろ活躍しました。地縛霊の彼女が魔法世界で活躍するとは夢にも思いませんでした。

 彼女の過去は一切明かされませんでしたが、卒業式には足つきになりました。
 魔法世界でもパルの簡易ゴーレムで体を作っていましたが、どうなんでしょう。彼女は成仏できる日が来るのだろうか。

 UQホルダーでは112話に登場しました。まだ成仏できていないようです。
 まったく性格は変わっておりませんが、若干明るくなった気がします。
 この回では3-Aの同級生たちが集まってましたが、彼女は何のために呼ばれたのだろうか。
 正直戦闘向けではないからお荷物な気がします。

 もっとも作戦次第では彼女は有能になる。
 誰が彼女を指示するかが問題ですね。
 でも彼女がUQに出たときはマジで驚いたよ。本当だ。
 それと同時に彼女は成仏できずにいて可哀想とも思いましたが。

コミックリュウ 2017年5月号 感想


 表紙はアリスと蔵六の蔵六のアップというインパクトのあるものでした。
 アニメのキャストも発表されております。
 私は単行本を買ってないのでよくわかりませんけどね。
 感想はあまり書かないけど、読んではいるよ。

 今月号はモンスター娘のいる日常やヒトミ先生の保健室は休載なので正直モチベーションがあがらない。
 お目当ての漫画が休載なのはつらいわ、マジで。
 しかもモン娘は7月号までお預けというありさまだよ。

 昔と比べると(二年前だけど)連載作品が減った気がするな。今回は読み切りがない。
 登竜門が付録についているのでそっちにいったかもね。
 今月号はアメとハレの風の旅が最終回だ。先月号のゼオライマーもそうだが最終回が多い。
 代わりに新連載が増えている。新陳代謝を始めているのだろうか。

 チェローフさんと魔法人形:新連載である。独特な絵柄と設定が魅力的だと思う。
 チェローフは魔女だが、一般社会に打ち解けている人だ。魔法人形を使役しても驚く人がいない世界である。
 割と殺伐した世界観なのでお勧めですね。
 
 二話掲載されてます。一話は魔女を狙う人形の話。
 そして二話はチェローフの妹に魔法の家に閉じ込められた話です。

 放課後! ダンジョン高校:新章突入です。島に新しく来た少女がヒロインなのだろうな。
 そして東屋と絡む。本人の意思とは別に。
 遺跡の財宝を取りつくされたために島は静かなものになっていた。
 怪物は出たが、金にならなければ人は来ない。寂しいものです。

 異骸:五十嵐が額を撃たれた。もう生存は絶望だろう。犯人の佐川はあっさり殺された。
 なんかフルチが自殺してからどんどん人が死んでいくな。
 ただ最終回に近いとは言えないだろう。あくまで方向転換だけかもしれない。
 争うことを嫌うアキラも、フルチをゾンビに変えた宝条が許せないようだ。
 ラインで姫花に連絡したから、バレバレだよ。ここらへんはまだ子供らしいな。
 如月は状況を楽しむサイコパスだが、時に頼もしく見えるから不思議だ。

 頂き! 成り上がり飯:四天王のひとりモリソンの過去が明かされました。
 元は別の四天王だったが、モリソンの友人オーガが泥をかぶったために退学を逃れたらしい。
 しかし他の二名はさらにグレてしまったようである。
 もっともオーガは普通に働いており、温度差があるな。

 あせびと空世界の冒険者:ダリアの首が飛んじゃった!!
 もっとも彼女は人型モジュールだから案外無事だったりするかもしれない。
 彼女はぜひ無事でいてほしい。そしてあせびと一緒にユウを取り合ってほしいな。
 
 セントールの悩み:長い両棲類人の争いももうじき終わりそうだ。
 主人公たちはのんきにだべっているのが、なんかリアルだな。人間は自分に関わりなければ生死に興味ないし。
 スーちゃんは姫乃たちと過ごした経験のおかげでうまくいったようだ。
 あとは南極人の諍いを解決するだけかな?

 バタフライストレージ:荒井さんツエェェェ!! 女とは思えない迫力だ。
 その人の足を切断する敵もなかなかである。

オシエシラバス第4巻感想

オシエシラバス(4) (ヤングガンガンコミックス)オシエシラバス(4) (ヤングガンガンコミックス)
(2012/07/25)
高尾 じんぐ

商品詳細を見る

 作中では夏休みはまだ続いている。表紙はいままで教恵単独だったが、今回はまといが出た。

 この巻から臣と善の妹である笑が登場する。からからよく笑う少女で自己中心的すぎる。
ちび先生すら巻き込む威力だ。そもそもまとい以外に知られたらどうなるのだろうか。
 あくまで教恵に直で教えてもらうのが条件になるのか。

 そもそも教恵の正体とか一切明かさず、家庭教師としての生活がメインになっている。
 ちび先生たちもちびなだけで普通の人間と同じだからだ。
 本の世界は人間社会と同じだからね。

 夏祭りの回では当時カラーだったのが、単行本でもカラーになった。
 冒頭は大抵カラーページだとカラーを再現するから珍しい。
 セキレイもたまにカラーが出るが、単行本では再現されてない。
 いや、オールカラーの場合なら再現されるが。冒頭でのカラーは再現されてない。

 笑がなぜ夏祭りにくにやすうを連れてきたか、四コマで明かされた。こういうのが面白い。

 善の同級生である奥村はあいかわらず善を引っ掻き回す。奥村は教恵に告白するが大切な人がいると言ってふられる。
 それを善と勘違いし、善も教恵を意識するようになる。だが悲劇しかない気がする。
 ただしこういうすれ違いもまた面白いんですけどね。

 今回も国語や数学の問題が掲載されている。担当が考えているのだろうか。
 あと残りの先生であるりしなややしろは出るのだろうか。なんとなくだが出ない気がします。

PCエンジン タイトーチェイスHQ

 
 1990年にタイトーから発売されました。
 1988年のアーケードからの移植です。

 ジャンルはレースゲームです。
 プレイヤーは刑事となり、犯罪者を追跡します。
 まずは犯人の車に追いつきます。そして発見すると車に体当たりします。
 そして一定のダメージを与えて逮捕するのです。

 もちろんコースには一般車両が走行しており、プレイヤーの邪魔をします。
 途中分岐路のあるコースもあり、場合によってあ遠回りになることもあります。
 ニトロを使うことでスピードをアップすることができますが、三回しか使えません。

 これはスーパーのゲームコーナーでよく遊んでましたね。
 もともとコックピット型専用筐体で、ハンドルを操作するタイプでした。
 冒頭では『ナンシーより緊急連絡』がボイス付きで聞けます。
 刑事の軽妙なセリフもあってなかなか面白かったですね。

 PCEはさすがにアーケードと比べると見劣りしますが、車で体当たりをするのが斬新でした。
 普通は車に体当たりなどできません。しかしプレイヤーは警察であり、相手は犯罪者だ。
 犯人の車を力づくで止めるのが面白かったですね。

 高校を卒業後に中古で購入しました。売った記憶はないですね。

魔界転生

魔界転生 上  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)魔界転生 上 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)
(2011/07/23)
山田 風太郎

商品詳細を見る

魔界転生は忍法帖シリーズとは一線違う作品です。

主人公は柳生十兵衛。敵は魔界転生した7人の剣士たち。

荒木又右衛門。
天草四郎時貞。
宮本武蔵。
田宮坊太郎。
宝蔵院胤瞬。
柳生但馬守。
柳生如雲斎。

 彼らはみんなこの世に未練を残し、人生を悔いに思うものばかり。
森宗意軒は彼らに魔界転生という秘術で甦らせる。その方法が非常にえろーなものなので割愛する。
上巻の冒頭は魔人たちがいかに人生を悔いて、魔界転生を望んだのか、それを丁寧に描いています。

本編は十兵衛が弟子達の力を借りて転生衆たちを打ち倒していくのだ。十兵衛は剣術だけではなく策士もうまい。
正直、上下巻なので長い。途中へこたれて甲賀忍法帖から読んだくらいだ。
 上はまず森宗意軒が徳川頼宣や由比正雪と手を組み、暗躍する場面で構成されている。十兵衛が活躍するのは後半からである。

 十兵衛は弟子たちとともに戦うのだが、弟子たちはあっさり死んでいく。魔人七名に対し、弟子も七名死んだ。
 山田先生は人が死なないと盛り上がれない人なのだ。戦前生まれの人の生死観である。横溝正史も同じようなものだ。

映画で一番有名なのは深作欣二監督だろう。1981年に製作されました。
天草四郎役にグループサウンヅの元タイガースの沢田研二。柳生十兵衛役に千葉真一。
私はこの映画で沢田研二のファンになりました。ただ真田広之のキスシーンは気持ち悪いと思いました。丹波哲郎はどの役だったかわからなかったのですが、村正役でした。
2003年だと天草四郎役に窪塚洋介。柳生十兵衛は佐藤浩市です。正直窪塚さんは色気がなく、ぬぼーっとした感じでした。

 魔界転生をきちんと読んでいれば、天草はあまり活躍しません。途中で死にます。そのくせ作中の天草は色ボケです。田宮坊太郎や柳生如雲斎などは削られることが多いです。最後の戦いは○○○○なんですが、映画はどれも江戸城炎上です。
ちなみに1981年に舞台化されたときは、演出は深作監督で、十兵衛は千葉真一さんです。天草は志保美悦子さんです。

 漫画版はとみ新蔵先生のがかなり忠実です。せがわまさき先生も漫画化していますが、こちらも原作に近いですね。

KEYMAN 第13巻最終巻感想

 コミックリュウに掲載されていたわらいなく先生のKEYMANも最終巻を迎えました。
 当時はモンスター娘のいる日常目当てでコミックリュウを購入しておりました。
 それで掲載されていたKEYMANに心を惹かれたのです。
 正直言えばモン娘よりは地味ですがハードボイルドな世界観に魅かれますね。

 結果はハッピーエンドで終わりました。後味すっきりな展開で満足です。

 すべての元凶であるバトラー。アレックスは同僚だったウォルターの裏切りにより窮地になった。
 だがボビーはカギとなるもへし折られたため野望はついえたかに見えた。
 実はネクロは二重世界を自由に行き来できる完璧なキーマンを作り上げていたのだ。

 バトラーは倒され、ネクロと息子のフランクは二重世界の扉を閉じる。
 長かった事件はやっと収束を迎えたのであった。
 もっともアレックスの生活は終わらない。獣人が人間に差別される世界は終わっていないのだ。
 アレックスは自分の子供ができたので、足りない頭を使いつつも世界を変えようと決意するのであった。

 最後にピートがヒーローとなり、物語は終えた。
 連載第一話ではピートはヒーローに憧れるダメ刑事であった。昔はやさぐれていたがアレックスのおかげでゆるくなった。
 そんな彼は瀕死の状態になり、ネクロによってキーマンに変わったのである。
 もっともネクロの作ったキーマンは完璧であり、ピートはカギとしての死は迎えずにすんだ。

 書下ろしではアレックスの子供たちが成長した姿を見せてくれた。
 双子でアレックス似の姉は人間のボーイフレンドがいました。
 逆にサリー似の弟はまったくもてない。ミザリーや猫の子にも相手にされてません。
 アレックスは署長になっていた。前の署長が市長になったため任命されたそうである。

 当時は高い役職にはつけない獣人だが、アレックスはその例外を超えたということだ。
 ピートはキーマンとして活動しているが、初代とは対照的である。
 子供たちには顔を隠す人間にならないよう優しく諭した。
 これもただ悪人を叩きのめすだけのキーマンとは違う。

 アーロンやウォルターのその後は不明だ。
 よく考えればフランクのせいで大勢の子供が犠牲になっている。
 もっとも二重螺旋の世界を内側から閉じるため、永遠に戻れない。
 ある意味永遠の苦しみを味わい続けるだろう。だが娘のミザリーを救えたことで満足している。
 
 ネクロの家族はバラバラだった。夫はキーマンとなり、カギとなった。
 フランクはネクロに反発し、女性と結婚してミザリーが生まれたが、ネクロのせいで妻は死に、娘も死にかけた。
 娘を救うためにキーマンになろうとしたがネクロに邪魔され、彼女を殺した。
 そして祖母は孫の身体を乗っ取り、逃亡したのである。
 複製を作り、誰も犠牲にせずキーマンを研究し続けてきたのだ。

 ネクロも最初は他人を平気で犠牲にする女だった。
 そんな彼女は数十年の間で変わり、犠牲を忌み嫌うようになった。
 最後はミザリーの未来のために別れを告げたのである。

 アレックスはネクロと対照的な家庭を築いていた。
 ピートはフロルと再会し、物語は終わった。
 この作品の欠点は一つの話が繋がっているので、一巻から読まないと理解できないところでしょうか。
 それでも面白かったのでみんな読んでみてください。
 
 わらいなく先生、お疲れ様でした!!

Appendix

プロフィール

江保場狂壱(こうほば・くるち)

Author:江保場狂壱(こうほば・くるち)
ようこそいらっしゃいました。
江保場狂壱の面白いと感じたものを紹介しています。
映画や漫画、ゲームなどがありますよ。
まあ一貫してないのが難点だけどね。

カウンターショック

皆様のおかげで元気になれます。来てくれてありがとうございます。

買い物

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR